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[読者からの手紙] 大衆文化 日本の真似は危険だ

[読者からの手紙] 大衆文化 日本の真似は危険だ

Posted April. 13, 2001 13:39,   

この頃の大衆文化の一部において「日本の真似」が危険と言える程行われている。一例としてSBSドラマ「美しき日々」の背景音楽は国内にもアルバムが出ている日本のニューエイジ音楽の代表的ミュージシャンS.E.N.Sの曲「私を忘れないで《Remembering me》」を編曲なしでそのまま使ったものであり、昨年最高ミュージックビデオ賞を受賞したチョ・ソンモの曲「アシナヨ」の導入部分にもやはり日本のフジテレビのドラマ「あすなろ白書」の主題歌である「レクイエム《Requiem》」がそのまま使われていた。

民間放送のショーや娯楽番組が日本の放送番組の形式をそのまま持ってくるとか、少しだけ韓国式に変形させて製作するのは放送界においては昨日今日始まったことではない。数え上げればきりがない程だ。

大衆文化界のこのような骨なしの「日本の真似」に対して支払う著作権料が正式なものであろうが不法なものであろうがそれは二次的な問題であると考える。公に知られている作曲家の中には新しいアルバムを出す度ごとに日本の曲を常習的に盗み取る人も多いという。最近、日本は歴史教科書で過去を深刻に歪曲し韓国、北朝鮮、中国等近鄰のアジア国家から批難を受けている。大衆文化を創造する人たちと放送人たちは成長する青少年に模範を示すことのできる歴史意識を持たなければならないと思う。

ファン・ヨンハ(中央大新聞放送大学院生)