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韓米の外交・国防次官、「朝ロ軍事協力には代償が伴う」

韓米の外交・国防次官、「朝ロ軍事協力には代償が伴う」

Posted September. 16, 2023 08:38,   

Updated September. 16, 2023 08:38

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韓国と米国が、北朝鮮とロシアの軍事協力が「国連安全保障理事会決議に対する厳重な違反」とし、「高い代償が伴うだろう」と強く警告した。

韓米の外交・国防次官は15日、ソウル外交部で第4回拡大抑止戦略協議会(EDSCG)を開いた後、共同記者発表文を通じて、「北朝鮮の脅威は、北朝鮮が国連安保理決議を露骨に違反しても代償を払わなくてもいいように第3者から庇護されることで、さらに拡大した」とロシアを非難した。そして、「韓米は安保理決議に反する朝ロの協力に最も強い懸念を表明する」と主張した。

韓国外交部の張虎鎮(チャン・ホジン)第1次官は記者会見で、「韓米は、ロシアが不拡散体制創設の当事者であり、安保理常任理事国の一員として責任を持って行動しなければならないという点で意見を共にした」と明らかにした。ジェンキンス米国務次官(軍備管理・国際安全保障担当)は、「ロシアが北朝鮮の違法な核・弾道ミサイル開発を助長することと、北朝鮮がロシアが引き起こした違法な戦争を支援することにどのように対応するか議論した」と述べた。

EDSCG開催を機に、韓米代表団は京畿道平沢(キョンギド・ピョンテク)の海軍第2艦隊司令部を訪問し、北朝鮮潜水艦の魚雷攻撃で真っ二つになった哨戒艦「天安(チョンアン)」の船体や海軍戦力を視察した。韓米は、「韓国に対する北朝鮮のいかなる核攻撃も、即時かつ圧倒的で決定的な対応に直面することを再確認した」と強調した。


孫孝珠 hjson@donga.com