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「序列2位」李克強首相が年末退任へ

Posted March. 12, 2022 08:47,   

Updated March. 12, 2022 08:47

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中国の習近平国家主席に続き序列2位の李克強首相(写真)が、今年末に退任すると明らかにした。李氏の退任は予想されていたが、自ら進退を明らかにしたのは初めて。

李氏は11日、第13期全国人民代表大会が終わった後、内外信記者会見で、政府の4年間の成果を問われ、「今年が政府最後の年であり、私が務めた首相職最後の年でもある」と話した。

 

一時、中国最高指導者のポストをめぐって習氏と競った李氏は、胡錦濤前主席と同じ「中国共産主義青年団(共青団)」系。一方、習氏は中国共産党革命元老の子弟らを指す「太子党」系だ。中国は、政治、外交、国防は国家主席が担い、経済は首相が担ったが、習氏の執権後、首相の役割は縮小された。

 

李氏は同日、「習近平同志を中心に中国経済は必ず山を越え、目標を達成できるだろう」と強調した。この発言は、10月の第20回共産党大会で習氏の3期目入りが決定されることを暗示するとみられている。


金祺容 kky@donga.com