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習近平主席が韓悳洙首相と会談し「訪韓を真剣に検討する」と発言

習近平主席が韓悳洙首相と会談し「訪韓を真剣に検討する」と発言

Posted September. 25, 2023 08:53,   

Updated September. 25, 2023 08:53

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中国の習近平国家主席(写真)が23日、韓悳洙(ハン・ドクス)首相と会談し、「訪韓問題を真剣に検討する」と述べた。杭州アジア大会開会式に出席するために中国を訪問中の韓氏との会談でこのように明らかにした。これにより、早ければ来年上半期中にも習氏の訪韓が実現する可能性があるという観測も流れている。政府関係者も24日、東亜(トンア)日報の電話取材に対して、「習主席が直接(訪韓の)話を持ち出した。両国間の懸案を巡る話し合いに弾みがつくだろう」と話した。ただ、大統領室関係者は「韓国外交の第1原則は『相互尊重』」とし、「韓国が中国に催促するような形は取らない」と話した。

政府高官は23日、現地での記者会見で、習氏が先に訪韓問題に触れたことに関連し、「本人が先に訪韓する番であることを知っているということだ」と強調した。文在寅(ムン・ジェイン)前大統領は任期中に2度訪中したが、習氏は訪韓しなかった。習氏の最後の訪韓は朴槿恵(パク・クンヘ)政権下の2014年7月だった。

習氏は、韓国が年内開催を目標に推進している韓中日3ヵ国首脳会議については、「適切な時期に開催することを歓迎する」と述べた。中国は通常、韓中日首脳会談には首相を出席させてきた。習氏が3ヵ国首脳会談の開催に前向きな姿勢を示したことで、3ヵ国首脳会談後に習氏の訪韓まで実現するのではないかという見方も出ている。

ただ同日、中国外務省が公開した発表文には、習氏の訪韓や韓中日首脳会談などの内容は含まれていなかった。発表文によると、習氏は「韓中経済が密接で、サプライチェーンは深くつながっている。両国は利益のための協力を強化することで、素晴らしい成果を出し続けることができる」と述べた。


申圭鎭 newjin@donga.com