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トレーニングウェアの全面に番号、クリンスマン号の選手の覚え方

トレーニングウェアの全面に番号、クリンスマン号の選手の覚え方

Posted March. 23, 2023 08:35,   

Updated March. 23, 2023 08:35

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22日午前、京畿道坡州市(キョンギド・パジュシ)のサッカー国家代表トレーニングセンター。サッカー韓国代表は、ユルゲン・クリンスマン氏の監督就任後初の戦術訓練を行った。代表招集日の20日と2日目の21日、選手たちは体を軽く調整する程度の回復練習だけをした。

選手たちが着ている黒色トレーニングウェアの右胸に白色で数字が入っていた。それぞれの番号をトレーニングウェアの前にも別に表示したものだ。クリンスマン監督の前任者であるパウロ・ベント監督時代には、トレーニングウェアの前面には番号がなかった。

背番号をトレーニングウェアの胸にも別途表示したのは戦術訓練の効率を狙ったものだ。クリンスマン監督はじめ、新しい外国人コーチたちは、顔と名前を結び付けて覚えている選手がまだ多くないという。このため、名前よりは覚えやすい数字を選手たちの顔とマッチさせようと、トレーニングウェアの前面に別途表示したのだ。大韓サッカー協会の関係者は、「クリンスマン監督がまだ選手たちの名前と顔を全て覚えていない」とし、「戦術訓練で指示する際に効率を高めるために番号をステッカーにして貼った」と説明した。

3月の国際Aマッチ(代表戦)2連戦のために招集された25人の選手が全員揃って練習したのもこの日が初めてだった。黄仁範(ファン・インボム=オリンピアコス)は、「昨日までは招集人数が全員集まらなかったので回復に中心に軽く練習した」とし、「攻撃と守備をつなぐ役割をうまくやりたい。海外リーグで経験した自分だけの長所を生かしたい」と語った。

羅相浩(ナ・サンホ=FCソウル)は、「戦術的な部分を合わせていく今日の練習からが重要だと思う」とし、「自分を含めたすべての選手がそれぞれの長所を新監督にアピールしようと意欲的だ。こういう競争がチームを発展させる」と話した。

代表チームは24日に蔚山(ウルサン)でコロンビアと、28日にソウルでウルグアイと親善試合を行う。


坡州=キム・ジョンフン記者 hun@donga.com