
人工知能(AI)俳優を主人公にした長編映画が制作される。6日(現地時間)、米芸能メディア「バラエティ」などによると、AI俳優ティリー・ノーウッド(写真)を生み出したAI専門スタジオ「パーティクル6」は、ノーウッドが主演するコメディ映画「Misaligned(ミスアラインド)」を開発中だと明らかにした。映画は、肉体も幼少期も持たず、他人のデータにしかアクセスできないAIのノーウッドが、ダークウェブから来た不良ボットに「人間になれ」と誘惑され、混乱に陥る姿を描く。
ノーウッドは英国風のアクセントで話す女性俳優で、昨年10月にスイス・チューリヒ映画祭の関連イベントで初めて紹介された。全米映画俳優・テレビ・ラジオ芸術家組合(SAG-AFTRA)は、「ノーウッドは俳優ではない。俳優たちの演技を盗み、仕事を奪い、演者の生計を脅かし、人間の芸術性を損なう」と批判した。
「Misaligned」は初期開発段階にあり、監督、脚本家、編集者など従来の映画制作者がAI専門家と協業する形で制作される予定だ。パーティクル6の創業者エリン・ファン・デル・ヴェルデン氏は、「AIは映画制作を支援できるが、そのためには人間の精神と技術、判断力がなければならない」としたうえで、「映画人の直感を新しいツールと融合させ、長編映画を制作する初めての舞台になるだろう」と語った。
写真=制作会社パーティクル6提供
金民 kimmin@donga.com






