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兵長の月給150万ウォン時代、「軍テク」で資産づくり

兵長の月給150万ウォン時代、「軍テク」で資産づくり

Posted July. 04, 2026 08:36,   

Updated July. 04, 2026 08:36


兵士の給与が大幅に引き上げられたことを受け、兵役期間を活用して資産形成を目指す「軍テク(軍隊+財テク)」が広がっている。これに合わせて、金融機関も軍人向けの政策金融商品を相次いで投入し、軍テク需要の取り込みを図っている。

今年の兵士の基本給は、二等兵75万ウォン、一等兵90万ウォン、上等兵120万ウォン、兵長150万ウォンだ。以前に比べて給与は大きく増えたうえ、兵役中は食費や住居費がほとんどかからないため、給与の大半を貯蓄に回すことができる。かつて兵役期間は経済活動の空白期と見なされていたが、最近では高金利の政策金融商品や政府支援制度、金融機関の商品を活用できることから、資産形成の好機と受け止められている。

●「将兵未来準備積立」銀行ごとに優遇金利の条件異なる

現役兵の間では、「将兵未来準備積立」や軍人共済会の貯蓄商品、若者向け政策金融商品などを活用した資産形成への関心が高い。代表的な商品が「将兵未来準備積立」だ。現役兵や常勤予備役、社会服務要員などを対象とした政策金融商品で、自ら積み立てた元本に銀行の利息と政府の拠出金が上乗せされる仕組みだ。1人当たり最大2口座まで開設でき、1口座当たり月30万ウォン、1人当たり最大月55万ウォンまで積み立てることができる。

「将兵未来準備積立」は銀行によって年10%前後の高金利が設定されている。ハナ銀行は年10.1%、KB国民銀行と新韓銀行は年10%、IBK企業銀行は年9.7%、NH農協銀行は年7.5%水準だ。

加入する際には、銀行ごとの優遇金利の条件を細かく確認する必要がある。各銀行は給与振込実績や住宅請約総合貯蓄への加入、モバイルバンキングの利用実績などに応じて追加金利を提供している。基本金利はほぼ同じでも、優遇金利の適用有無によって満期時の受取額が変わるため、自分に合った条件を見極めることが重要だ。

例えば、兵役期間18カ月の間、毎月55万ウォンずつ積み立てると、総積立額は990万ウォンとなる。これに政府拠出金と銀行利息が加わり、条件を満たせば2千万ウォンを超える資産を形成することも可能だ。満期日は除隊予定日で、除隊後に追加で積み立てることはできない。

●兵士向け積立「複利運用」

現役服務中に加入し、除隊後も継続できる軍人共済会の「兵会員積立」も軍テクの手段だ。この商品には年4.9%の複利が適用され、月150万ウォンまで積み立てられる。除隊後も最長10年間(満34歳まで)継続でき、中途解約手数料はない。

例えば、毎月150万ウォンを10年間積み立てた場合、元本1億8千万ウォンに利息を合わせ、税引き後で約2億2千万ウォンを受け取れる計算になる。毎月30万ウォンずつでも10年間積み立てれば、複利効果により受取総額は4650万ウォンとなり、1千万ウォンを超える利息を得ることができる。

19~34歳を対象とした「青年未来積立」にも兵役中に加入でき、「将兵未来準備積立」との重複加入も可能だ。銀行連合会によると、KB国民銀行、新韓銀行、ハナ銀行、ウリィ銀行、NH農協銀行、IBK企業銀行、郵便局が最高年8%の金利を提供している。この商品も給与振込やカード利用など、銀行ごとに優遇金利の条件が異なるため、銀行を選ぶ際には十分比較検討する必要がある。


全主榮 aimhigh@donga.com