
先月の消費者物価は、2年6カ月ぶりの高い伸びを記録した。中東情勢の緊迫化を背景に国際原油価格の高騰が続き、ガソリンと軽油の価格はそれぞれ20%台、30%台の上昇率を維持した。これに加え、夏を前に食料品価格も上昇している。
2日に国家データ処が発表した消費者物価動向によると、6月の消費者物価は前年同月比3.2%上昇した。2023年12月(3.2%)以来、2年6カ月ぶりの高い伸びとなった。消費者物価の上昇率は、5月(3.1%)に2年2カ月ぶりに3%台へ回復したのに続き、2カ月連続で3%台を維持した。
先月はガソリンが23.1%、軽油が33.7%上昇した。この影響で石油類価格は前年同月比24.7%上昇した。ロシアによるウクライナ侵攻直後の2022年7月(35.2%)以来、最も高い伸びだ。中東戦争による燃料価格の高騰が全体の物価を押し上げた。
コメ(11.7%)、鶏卵(10.3%)、国産牛肉(7.5%)など、日常的に消費される食料品の価格も大幅に上昇した。農畜水産物価格全体は前年同月比3.2%上昇し、5月(2.2%)より上昇率が拡大した。農産物価格(1.1%)は5カ月ぶりに前年同月比で上昇に転じ、畜産物価格(6.2%)は3月(6.2%)以来、再び6%台の上昇幅を記録した。
韓聖淑(ハン・ソンスク)首相は同日の非常経済点検会議で、「原油高とウォン安に加え、主要国の政策金利引き上げの可能性も高まっており、政府によるきめ細かな対応が必要だ」とし、「国民生活に密接な品目の価格動向をリアルタイムで監視するなど、物価安定に全力を尽くしてほしい」と述べた。
世宗市=キム・スヨン記者 syeon@donga.com






