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米保守論客カールソン氏「共和党と決別」 MAGAの亀裂加速

米保守論客カールソン氏「共和党と決別」 MAGAの亀裂加速

Posted June. 24, 2026 08:56,   

Updated June. 24, 2026 08:56


「11月の米中間選挙で共和党を支持しない」

米国を代表する保守論客で、かつてはトランプ大統領とも近かったものの、イラン戦争を巡って大統領と激しく対立しているタッカー・カールソン元FOXニュースキャスター(57)が、自身のポッドキャスト番組でこのように宣言した。

カールソン氏は18日に公開されたポッドキャスト番組「Can’t be Censored」で、「生涯を通じて共和党に投票してきた。過去35年間、一貫して共和党を擁護してきたが、もう支持しない」と述べた。同氏はイラン戦争を巡り、共和党が米国よりもイスラエルの安全保障を優先したとして、「米国に忠誠を尽くさず、外国の利益を優先する政党(共和党)には投票できない」と主張した。

特に、自分が共和党支持をやめれば多くの人々が後に続くだろうとも語った。米政治メディア「アクシオス」は、中間選挙を前に、トランプ氏の政治スローガンであり強硬支持層を指す「米国を再び偉大に(MAGA)」陣営の内紛が深刻化していると診断した。

ただ、カールソン氏は共和党への支持をやめたからといって、野党・民主党を支持するわけではないとも明らかにした。また、自分が今後何をすべきか分からないとも吐露した。

カールソン氏は2024年11月の米大統領選当時、MAGA陣営の結束を主導した中心人物の一人とされる。しかし、再び政権を握ったトランプ氏が公約していた「米国第一」ではなく、世界各地への関与を続ける戦略を維持すると、大統領への批判を強めている。

特に今年2月28日に勃発したイラン戦争は、こうしたカールソン氏の姿勢に拍車をかけたとの見方が出ている。保守主義者を自任する同氏は、米国の海外軍事介入に反対している。イラク戦争やアフガニスタン戦争など、米国が21世紀に遂行した数々の戦争が米国人の生活を経済的・精神的に疲弊させたと考えているためだ。「対外介入の中止」こそが「米国第一」を実現するための不可欠な条件だというのが同氏の主張である。

実際、カールソン氏は昨年6月の米国によるイラン核施設空爆や、今年1月のマドゥロ・ベネズエラ大統領追放作戦も強く批判した。同氏は最近まで、ホワイトハウスでの面会や電話などを通じて、トランプ氏に海外軍事介入の中止を強く求めていたという。

カールソン氏は、イラン戦争の勃発も、トランプ氏を背後で操ったイスラエルのネタニヤフ首相が原因だとみている。イスラエルとネタニヤフ氏に対する強い批判のため、米国の一部のユダヤ系の人々は同氏を反ユダヤ主義者とみなしている。


イ・ジユン記者 asap@donga.com