
イスラエルによるレバノン空爆が、米国とイランの戦闘終結交渉に悪影響を及ぼしかねないとの指摘が相次ぐ中、イスラエルのネタニヤフ首相は、イランの核開発阻止と親イラン武装組織ヒズボラの弱体化に向けた軍事作戦を継続する考えを示した。
21日(現地時間)、イスラエル紙タイムズ・オブ・イスラエルによると、ネタニヤフ氏は同日開かれた実兄ヨナタン・ネタニヤフ氏の没後50年の追悼式で、「いかなる外交状況が展開しようとも、イランの核兵器保有を決して容認しない」とし、「私がイスラエルの首相である限り、そのようなことは決して起きない」と述べた。ヨナタン氏は1976年7月、パレスチナ武装勢力にハイジャックされた旅客機の人質を救出するため、ウガンダのエンテベ空港で実施されたイスラエル特殊部隊による「エンテベ人質救出作戦」に参加し、作戦中に死亡した。
ネタニヤフ氏はヒズボラを狙った攻撃についても、「われわれは極めて大きな軍事的成果を収めており、これを決して手放すことはない」とし、「イスラエル北部の住民を守るために必要な期間、レバノン南部の安全地帯に引き続き駐留する」と述べた。さらに「私はイスラエル首相として、この立場を明確かつ断固として維持する。いかなることもこれを変えることはできない」と付け加えた。
こうした発言については、トランプ米大統領の圧力やイランの反発にもかかわらず、レバノンに対する強硬姿勢を維持する意思を強調したものとの見方が出ている。米紙ワシントン・ポストは米情報当局の報告書を引用し、ネタニヤフ氏がトランプ氏の圧力にもかかわらず、支持基盤である保守強硬派の支持をつなぎ留めるため、レバノン空爆を継続するとの見通しを伝えた。
チャン・ウンジ記者 jej@donga.com






