
22日、メキシコ・モンテレイのJWマリオット・ホテル・モンテレイ・バジェ。韓国サッカー代表の宿舎前には、大型の韓国国旗や応援横断幕を手にした在留韓国人ら約100人が集まっていた。主将の孫興慜(ソン・フンミン、LAFC)ら韓国代表選手が姿を見せると、大きな歓声が沸き起こった。
洪明甫(ホン・ミョンボ)監督率いる韓国代表は、2026年北中米ワールドカップ(W杯)グループリーグA組第3戦の舞台となるモンテレイにこの日到着した。韓国は25日午前10時、モンテレイ・スタジアムで南アフリカとの第3戦に臨む。韓国は引き分け以上で、自力で決勝トーナメント進出を決める。
韓国代表を一目見ようとホテルを訪れた人々の中には外国人もいた。メキシコ人たちも韓国代表に応援メッセージを送った。「サッカーが大好き」と目を輝かせたマウリシオ君(13)は、「孫興慜はチームに自信を与えるリーダーであり、勝利のために誰よりも努力する選手だから一番好きだ」と語った。孫興慜が南アフリカ戦で何ゴール決めると思うかとの質問には、指を3本立ててみせた。
日本人のニシザキ・ヨシトさん(47)は、「韓国代表DF金玟哉(キム・ミンジェ、バイエルン・ミュンヘン)を見たくてホテルに来た。世界的なビッグクラブで活躍する選手たちを間近で見られる貴重な機会なので逃したくなかった」と話した。
標高1600メートルの高地グアダラハラを離れ、モンテレイ(標高450メートル)へ移動した韓国代表が南アフリカ戦で勝利を収めるには、「蒸し風呂のような暑さ」を克服しなければならない。韓国代表は米ユタ州ソルトレークシティーで事前キャンプを行ったときから、40度の温水に浸かりながら暑熱順化トレーニングを並行してきた。
この日のモンテレイの日中気温は一時34度まで上昇し、体感温度は40度に達した。冷房の効いた室内から外へ出ると、まるでサウナに入ったかのような熱気が全身を包んだ。
前日にモンテレイ・スタジアムで行われた日本とチュニジアのグループリーグF組第2戦(4-0で日本勝利)も猛暑の中で行われた。給水休憩のたびに両チームの選手は汗だくの顔をタオルでぬぐい、何度も水を口にした。日本代表DF冨安健洋(アヤックス)は首筋にミネラルウオーターをかけて体を冷やし、伊東純也(ヘンク)はアイシングを受けた。
韓国対南アフリカの試合は現地時間午後7時に行われる。日が沈んでも、日中にピッチへ蓄積された熱がまだ冷めきっていない時間帯のキックオフとなる。極度の暑さの中で試合をすると、選手は運動量やスプリント回数が減少し、判断力も低下する。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」によると、モンテレイの過去10年間の6、7月平均気温は31.1度で、今大会開催都市の中では米ダラス(32.2度)に次いで2番目に高かった。この時期に猛暑となるダラス、ヒューストン、アトランタには空調設備のあるドーム球場があるが、モンテレイ・スタジアムは屋根の開放された競技場だ。
韓国は南アフリカ戦でW杯グループリーグ最終戦3連勝に挑む。韓国は2018年ロシアW杯で前回王者ドイツを2-0で破る番狂わせを演じ、2022年カタールW杯では欧州の強豪ポルトガルに2-1の逆転勝ちを収め、12年ぶりのアウェーW杯ベスト16進出を果たした。奇しくも、カタールW杯のポルトガル戦で主審を務めたファクンド・テージョ(アルゼンチン)が、今回の南アフリカ戦でも主審を担当する。
モンテレイ=ハン・ジョンホ記者 hjh@donga.com






