
昨年、70歳以上の就業者数が史上初めて200万人を超えた。高齢化により70歳以上の人口が急増していることに加え、韓国の高い高齢者貧困率などが影響したとみられる。
10日、国家データ処の国家統計ポータルによると、昨年の70歳以上の就業者は216万2000人で、前年より9.2%増加した。70歳以上の就業者数が200万人を超えたのは、関連統計を取り始めた2018年以降で初めてだ。2018年に121万9000人だった70歳以上の就業者は、2021年に156万6000人となって150万人を超えた後、2022年から昨年まで毎年7%以上増加している。
全就業者に占める70歳以上の割合も、2018年の4.5%から昨年は7.5%へと3.0%ポイント上昇した。男女別では、昨年の70歳以上男性就業者(111万3000人)と女性就業者(104万9000人)は、前年よりそれぞれ9.6%と8.7%増加した。70歳以上の女性就業者が100万人を超えたのも今回が初めてだ。
このように高齢就業者が増えた背景には、人口構造の変化が最も大きく影響した。70歳以上の人口は2018年の502万5000人から昨年は682万2000人へと約35.8%増加した。政府による高齢者向け雇用事業の拡大も就業者増加に影響したと分析されている。
しかし、生計のために引退できず働き続ける貧困高齢者も少なくないとの指摘が出ている。国家統計研究院が昨年12月に発刊した「韓国の社会動向2025」によると、韓国の66歳以上高齢者の所得貧困率は39.7%で、経済協力開発機構(OECD)加盟国平均(14.8%)の2倍を上回った。
世宗市=イ・サンファン記者 payback@donga.com






