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バイデン前大統領の次男ハンター氏、SNSで人気

バイデン前大統領の次男ハンター氏、SNSで人気

Posted June. 11, 2026 08:50,   

Updated June. 11, 2026 08:50


バイデン前米大統領の次男で、薬物中毒などで物議を醸した「バイデン氏のアキレス腱」、ハンター・バイデン氏(56)が最近、ソーシャルメディアで人気を集めている。自身の恥ずかしい過去を隠さず率直に語り、自虐的なジョークを飛ばしたり、民主党と共和党の双方に辛辣な批判を浴びせたりする姿が好感を呼んでいるとの評価が出ている。

薬物中毒や海外事業を巡る利益相反、脱税、銃の不法所持など数々のスキャンダルによりこれまで公の活動を控えてきたハンター氏が、ソーシャルメディアでの発信を始めたのは先月19日だ。ハンター氏は「私はハンター・バイデンです。皆さんは私から直接話を聞いたことがないでしょう」と投稿を始めた。その後、自らの過ちを隠さず、クールに認める姿勢を見せている。例えば、バイデン政権下の2023年にホワイトハウスでコカインの袋が見つかり物議を醸した件について、「絶対に私のものではなかった。私は自分の薬をなくすような人間ではない」と遠回しに薬物使用を認めるような発言をした。薬物依存に苦しむ人々には、「(依存との闘いは)だんだん楽になるのではなく、静かになっていく。その静けさの中で自分が何者かを知ることになる」と励ましの言葉を送った。

先月21日には、これまで自身を批判してきた保守系政治評論家のキャンディス・オーウェンズ氏のポッドキャストに出演し、「あなたが私を中毒者と呼ぶのを何度も聞いた。そして実際、私は中毒者だった」と認めた。米紙ワシントン・ポストによると、ハンター氏は約3週間で50万人を超えるフォロワーを獲得した。10日現在、ハンター氏のX(旧ツイッター)のフォロワーは75万人を超えている。

トランプ政権の反移民政策を巡る「痛快発言」も注目を集めた。反移民政策を主導するミラー大統領次席補佐官を名指しし、「幼稚で醜いクソ野郎」と激しい罵声を浴びせることもためらわない。ハンター氏はまた、「(ウォール街出身の性犯罪者)ジェフリー・エプスタインと近かったエリート既得権層が左派と右派を分断している」と述べ、既得権層全体を批判した。米紙ニューヨーク・タイムズは「ハンター氏はカウンターカルチャー的な魅力を発散し、トランプ支持者まで引きつけている」と分析した。

父親の大統領在任中、ハンター氏は銃関連法違反で有罪判決を受け、脱税でも起訴された。ウクライナ企業との癒着疑惑を受け、ロシアの侵略に対抗するウクライナ支援を進めたバイデン大統領(当時)に政治的負担を与えたとの指摘も受けた。

特にバイデン氏は任期末の24年12月、トランプ次期大統領による報復的な起訴を防ぐとして、ハンター氏が14年から10年間に犯したとされる罪を恩赦し、激しい反発を招いた。


キム・ボラ記者 purple@donga.com