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トランプ大統領が健康アピール、米紙「詳細欠落で結果歪曲」

トランプ大統領が健康アピール、米紙「詳細欠落で結果歪曲」

Posted June. 02, 2026 08:48,   

Updated June. 02, 2026 08:48


トランプ米大統領が先月31日、健康診断結果を公開し、「高難度の認知能力検査で満点を取った」と明らかにした。14日に80歳の誕生日を迎えるトランプ氏は、これまでバイデン前大統領の認知能力低下や健康不安を問題視してきた。自身も高齢だが、健康状態や認知能力が格別に優れている点を強調しようとしたとみられる。ただ、検査結果の具体性が乏しく、自身に有利な内容だけを公開したとの指摘も出ている。

トランプ氏は同日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で、最近ウォルター・リード米軍医療センターで受けた健康診断の結果を公開し、「公認された高難度認知能力検査で30点満点中30点を取った。極めて高い知能だ」と自賛した。また、「今回が4回目の検査で、120問中120問を全て正解した」とし、「4回連続で満点を取るのは非常に珍しいことだ」とも主張した。

トランプ氏はこれまで、とりわけ健康関連報道に敏感に反応してきた。今回の検査結果の公開も、今後提起されかねない高齢論争に先手を打つためとの分析が出ている。

しかし、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは専門医らの分析をもとに、「大統領の健康診断報告書には、心血管健康評価検査に関する詳細内容が欠けるなど、多くの部分で具体性が不足している」と指摘した。大統領の主治医のショーン・バルバベラ海軍大佐は、トランプ氏の心臓年齢が実年齢より14歳も若いと説明したが、今回の報告書にはそれを裏付ける一般的な情報や具体的数値がなかったという。

同紙は、「これまでトランプ大統領の健康問題として挙げられてきた脚のむくみや首の発疹に関する詳細説明がなく、服用中の薬物に関する説明も以前の報告書より減っている」とし、「薬で管理しているコレステロール値も異例なほど良好だ」と評価した。また専門医の評価を引用し、「報告書の内容は、大統領の年齢を考えれば、信じ難いほど良好な内容だ」とし、「歪められた話のようだ」と伝えた。

バイデン氏も大統領在任中、認知機能低下論議に苦しみ、退任後には前立腺がんと診断された。同氏も任期中、健康診断結果は良好とされていたため、トランプ氏の健康診断結果も100%信頼できるのかとの指摘が出ている。バイデン氏と2期目のトランプ氏は、ともに78歳で大統領に就任した。


林雨宣 imsun@donga.com