
生後9カ月の女児が脳死臓器提供により3人に命をつなぎ、この世を去った。
韓国臓器組織寄贈院によると、チャン・ソミンちゃん(1)が今月1日、ソウル江南区(カンナムグ)の三星(サムスン)ソウル病院で肝臓、腎臓、小腸を3人に提供した。
昨年7月、体重2.5キロの小さな体で生まれたチャンちゃんは、生後9カ月になっても体重は7キロ台にとどまっていた。先月19日、高熱で自宅近くの病院を訪れたチャンちゃんは、熱が下がらず別の病院を訪れたが、細菌性髄膜炎と診断され、脳死状態に陥った。
家族は、世界のどこかでチャンちゃんの痕跡が生き続けてほしいとの思いから、臓器提供を決断した。チャンちゃんの母親、パクさんは当初、提供に反対していたが、「何も残さずに逝くより、良いことをして旅立った方がいいのではないか」という家族の言葉に心を動かされたという。
年の春、家族3人で出かけた花見が、チャンちゃんと過ごした最後の思い出となった。
娘を見送った日、パクさんは自責の念から「来世でもまた私の娘として生まれてきてほしい」という言葉すら口にできなかったという。パクさんは「もっとたくさん抱きしめてあげればよかった。おなかの中にいた時間より短い人生だったことがつらい」とし、「誰の娘でもいいから、来世ではどうか病気をせず、健康に育ってほしい」と語った。
チョ・ユラ記者 jyr0101@donga.com






