
「北中米ワールドカップ(W杯)を足掛かりに、韓国代表を引っ張る選手へ成長したい」
24日、米ユタ州ソルトレークシティーのユート・サッカー・フィールドで会った韓国代表の最年少、裵峻浩(ペ・ジュンホ、23、ストーク・シティー)は、2026北中米W杯を前にこう抱負を語った。
裵峻浩は、イングランド・チャンピオンシップ(2部)ストーク・シティーの今季の試合日程が今月初めに終了し、代表へ早く合流した。18日、代表本隊の一員として韓国を出発し、W杯事前キャンプ地のソルトレークシティー入りした。
裵峻浩は「先輩たちが居心地のいい環境をつくってくれるので、チーム最年少という感じはしない。今大会では攻撃ポイント(得点またはアシスト)を記録したい」と語った。
歴代韓国代表には、W杯本大会で「恐れ知らずの新鋭」として注目を集めた選手が少なくない。1998年フランスW杯では、当時19歳だった李東国(イ・ドングク、47、引退)が欧州の強豪オランダ相手に「弾丸シュート」を放ち、強烈な印象を残した。2002年韓日W杯では李天秀(イ・チョンス、45、引退)が力強い突破で韓国の4強入りに貢献した。
現在の代表主将である孫興慜(ソン・フンミン、34、LAFC)は、代表最年少だった2014年ブラジルW杯アルジェリア戦でW杯初得点を記録した。2022年カタールW杯では、「シュットリ」李康仁(イ・ガンイン、25、パリ・サンジェルマン)が鋭いクロスとパスで韓国攻撃陣の活力源となった。
今大会では、裵峻浩が「恐れ知らずの新鋭」の系譜を受け継ぐ準備を進めている。裵峻浩は「カタールW杯をきっかけに、(李)康仁さんは代表の主軸選手になった。自分もグループリーグに出場できれば、いいプレーを見せたい」と語った。
サイドアタッカーと攻撃的MFをともにこなせる裵峻浩は、キレのある切り返しと滑らかなドリブル、優れた連係能力が持ち味の選手だ。3年前のU-20W杯では、エースナンバーの10番を背負い、6試合で1得点3アシストを記録して韓国の4強入りを導いた。
この大会での活躍をもとに、裵峻浩は韓国プロサッカーKリーグ1(1部)の大田(テジョン)を離れ、イングランド・チャンピオンシップのストーク・シティーへ移籍した。裵峻浩はストーク・シティーで2023~2024シーズン、リーグ38試合に出場して2得点5アシストを記録しチーム最優秀選手(MVP)に選ばれた。この頃から、ストーク・シティーのファンは裵峻浩を「コリアン・キング」と呼んでいる。
今季の裵峻浩は42試合に出場し、2得点3アシストを記録した。欧州での活躍を背景に「洪明甫(ホン・ミョンボ)号」へ選ばれた裵峻浩は、北中米W杯アジア最終予選で1得点4アシストを記録し、韓国の11大会連続本大会出場に貢献した。
裵峻浩は左サイドアタッカーに入る場合、孫興慜、黄喜燦(ファン・ヒチャン、30、ウルバーハンプトン)ら先輩のバックアップメンバーとして起用される可能性が高い。裵峻浩は限られた出場時間でも、チームに確かな貢献をしたいと意気込んでいる。
彼は「U-20W杯の時とは心構えが違う。当時は楽しみながら経験できる大会だと思っていたが、今回は自分の実力を証明しなければならない大会だ」と語った。
一方、孫興慜は25日に行われたシアトル・サウンダーズとの2026米メジャーリーグサッカー(MLS)ホーム戦(LAFCが1-0勝利)にフル出場したが、攻撃ポイントはなかった。7本のシュートを放ちながら無得点に終わった孫興慜は、今季MLS初ゴールを決められないまま、26日にソルトレークシティーへ移動し、「洪明甫号」に合流する。
金培中 wanted@donga.com






