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「ポニーテール」で選手宣誓 ムン・デヨン「小児がん患者用ウィッグに寄付」

「ポニーテール」で選手宣誓 ムン・デヨン「小児がん患者用ウィッグに寄付」

Posted May. 04, 2026 09:09,   

Updated May. 04, 2026 09:09


第104回東亜(トンア)日報旗全国ソフトテニス大会の開会式が行われた2日、慶尚北道聞慶(キョンサンブクト・ムンギョン)国際ソフトテニス場。約500人の選手と来賓が出席した中で、最も注目を集めたのは「ポニーテール姿」で選手代表宣誓を行ったムン・デヨン(33・聞慶市庁)だった。

ムンはこの日、長い髪をゴムで束ね帽子をかぶって登場し、一部の女子選手よりも長い髪が目を引いた。ユーチューブ動画を通じて、小児がん患者のウィッグ制作に髪を寄付できることを知り、2024年11月から髪を伸ばしている。

長髪のままで競技生活を続けるのは容易ではなかった。ムンは「髪を洗って乾かすのが大変で切りたくなることもあった。そのたびに寄付を決意したきっかけの動画を見て我慢した」と語った。「寄付できる髪の長さは15センチ以上だが、まだそこに達していないため、さらに伸ばす必要がある」とも話した。

ムンは逆境を乗り越えてきた選手でもある。7歳の時に木の枝で右目を負傷し、14歳の時に再び同じ目を傷つけた。その影響で昼は白く、夜は黒く見えるという。それでもソフトテニスをあきらめず、2007年の同大会では母校・聞慶中に団体優勝をもたらし、ダブルスでも優勝を果たした。

妹は2019年の同大会でNH農協銀行所属として4冠を達成したムン・ヘギョン(29・引退)。幼少期に事故で父を亡くした兄妹は、厳しい環境の中でも夢を失わず、韓国ソフトテニスを代表する選手へと成長した。東亜日報は2020年の創刊100周年を記念し、「トンガム_百年因緣」事業の一環として、ムン兄妹に「東亜百年青い鳥」と写真アルバムなどを贈呈した。

ムンは4日、一般部団体戦から今大会の日程に臨む。「東亜日報旗大会は自分にとって非常に特別な意味を持つ大会だ。昨年は団体戦で準優勝だったが、今年は最善を尽くして良い成績を収めたい」と語った。


聞慶=キム・ジョンフン記者 hun@donga.com