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魂を売って試験で1位に? 教室が舞台の「脱力ホラーコメディ」

魂を売って試験で1位に? 教室が舞台の「脱力ホラーコメディ」

Posted May. 04, 2026 09:09,   

Updated May. 04, 2026 09:09


生徒の成績が良ければ生徒にも学校にもいいことだが、そのために魂を売ってもいいのか。

13日公開の映画「教生実習」は、成績至上主義が支配し、教師の権威が失墜した教育の現実を風刺したホラーコメディ映画だ。100年以上の伝統を持つセヨン女子高校に教育実習に来たMZ世代(ミレニアル+Z世代)の実習生カン・ウンギョン(ハン・ソンファ)は、母校で理想の教師となる夢を抱き情熱を燃やす。生徒は教師を無視し、保護者は横暴に振る舞い、校長は「問題を起こさず静かに過ごせ」と諭すが、ウンギョンは屈しない。

そんな中、ウンギョンは校内の黒魔術サークル「クロイソラ」の3人組の存在を知る。彼女たちは怪しげな黒魔術で全国模試の国語・数学・外国語の各分野で1位を独占し、生徒からは憧れの対象となり、教師からは学校の誇りとみられている。しかし、生徒たちが危険な力に溺れることを看過できないウンギョンは、魂を代価に成績を引き上げる日本の幽霊「イダイナシ」と対決する。

制作側は映画のジャンルをホラーコメディ、あるいは「ホラブリー(ホラー+ラブリー)」と位置づける。劇中には幽霊などの要素が登場するが、恐怖感は全くない。むしろ幽霊やオカルトはコメディの素材にすぎない。ただし、コメディが必ずしも機能しているとは言い難い。「イダイナシ」とその配下が出題する「死の模擬試験」は、しりとりや駄じゃれといったゲームで構成され、B級を通り越して幼稚な笑いにとどまる。それでも、いわゆる「脱力系コメディ」を好む観客にとっては、久々の一作となりそうだ。


キム・ドヨン記者 repokim@donga.com