Go to contents

Kビューティー、昨年M&A3.6兆ウォンで過去最大 投資資金流入で評価上昇

Kビューティー、昨年M&A3.6兆ウォンで過去最大 投資資金流入で評価上昇

Posted May. 04, 2026 09:10,   

Updated May. 04, 2026 09:10


Kビューティーの昨年の合併・買収(M&A)取引規模と件数がともに過去最大となった。化粧品輸出額が過去最高を更新し、関連株も上昇基調を示す中、国内外の資本市場でKビューティー企業は「優良銘柄」として浮上している。化粧品ブランドに加え、製造者開発生産(ODM)、容器、美容機器などへと買収対象も広がっている。

●M&A件数・規模ともに過去最大

3日、中小企業M&Aアドバイザリー会社MMPの化粧品産業M&Aリサーチによると、昨年の国内化粧品企業のM&Aは29件、規模は3兆5934億ウォンだった。ユニリーバがカーバーコリアを約3兆ウォンで買収したことで取引額が膨らんだ2017年(3兆3132億ウォン)を上回った。中小ビューティーブランドまで世界市場で人気を集め、中小企業を対象としたM&A件数が大幅に増加した点も特徴だ。

中小ベンチャー企業部によると、国内中小企業の化粧品輸出額は昨年83億2000万ドルで過去最高を記録した。Kビューティー輸出企業数も2022年の8041社から昨年初めて1万社を突破した。今年第1四半期(1~3月)の輸出額は21億8000万ドルで、四半期ベースで過去最多だった。

輸出好調を背景とした株価上昇も、M&A市場で企業価値を押し上げる要因となっている。APRの株価は先月30日終値で1株=42万4500ウォンと、年初の1株=23万3000ウォンに比べ82%上昇した。ODM企業の韓国コルマは同期間に1株=6万5400ウォンから8万8700ウォン、コスマックスは1株=17万8000ウォンから1株=21万500ウォンへと、それぞれ35%、18%上昇した。

●ブランドから容器まで投資拡大

Kビューティーへの関心が高まる中、国内ビューティー企業を積極的に買収する大型投資家が台頭している。「朝鮮美女」を保有するグダイグローバルは、2024年に「ティルティル」「スキン1004」を買収したのに続き、昨年は「スキンフード」「ラウンドラボ」を傘下に収めた。これにより昨年の売上高は1兆4700億ウォンに拡大した。今年3月には米国の化粧品流通会社ハンソンUSAも買収し、事業領域を広げた。

プライベートエクイティ(PEF)運用会社VIGパートナーズは、LG化学のエステティック事業部のフィラーブランド「イヴアール」と、美容医療機器メーカーの「ヴィオルー」「ウルトラV」などを相次いで買収した。

グローバルPEFは個別ブランドにとどまらず、化粧品の生産やパッケージングなどKビューティーのバリューチェーン全体へと投資範囲を拡大している。昨年はODM分野だけで5件のM&Aが成立した。PEF運用会社アセント・エクイティ・パートナーズが国内ODM4位のC&Cインターナショナルを2850億ウォンで買収した事例が代表的だ。容器分野では国内最大手の三和(サムファ)がKKR(コールバーグ・クラビス・ロバーツ)に7330億ウォンで売却されたのに続き、創業37年の容器メーカー昌信(チャンシン)もアーク&パートナーズに1800億ウォンで売却された。

KビューティーM&A市場の熱気は今年も続く見通しだ。今年第1四半期だけで5件の取引が成立した。三井(サムジョン)KPMG経済研究院は、昨年12月に発刊された「グローバルビューティートレンドを牽引するライジングプレーヤー、Kビューティー」と題した報告書では、「Kビューティーブランドの中で、短期間で1000億ウォンを超えるメガブランドへと成長する事例が増え、投資家による買収参加が活発化している」とし、「差別化されたコンセプトとブランド価値を通じて、グローバル市場への進出と迅速な収益化が可能である点が投資魅力を高めている」と分析した。


キム・ダヨン記者 damong@donga.com