
麻薬密輸の疑いを受ける被疑者らに対し「拘束されないようにしてやる」と持ちかけ、億ウォン台の賄賂を受け取っていた元関税庁捜査チーム長が逮捕され、裁判にかけられた。
ソウル中央地検反腐敗捜査2部(李相赫部長検事)は21日、関税庁ソウル税関の捜査チーム長を務めていた元関税主事のA被告(49)を、特定犯罪加重処罰法違反(収賄)の罪で逮捕・起訴したと明らかにした。A被告に賄賂を渡した供与者らも在宅起訴された。
特別司法警察官だったA被告は2023年9月、コカインを密輸した疑いで緊急逮捕された被疑者とその父親に金品を要求し、5千万ウォンを受け取った疑いを受けている。家宅捜索の過程で被疑者が中小企業会長の息子であることを知り、賄賂を要求したということだ。「現金を渡せば、事件を終わらせてやる」と約束し、露骨に賄賂を要求したことも分かった。検察は、A被告が暗号資産の投資資金を工面するために、麻薬密輸犯ら計5人から1億4500万ウォンを受け取ったとみている。
これに先立ち関税庁は、関税法違反の疑いで取り調べを受けていた衣料輸入業者から5千万ウォンを受け取った疑いでA被告を告発していた。検察は捜査を通じて、A被告が担当事件の被疑者やその家族に要求する手口で億ウォン台の金品を受け取っていた余罪も突き止めた。検察関係者は「特別司法警察の捜査に対する司法的統制を強化する補完措置が必要だ」と話した。
コ・ドイェ記者 yea@donga.com






