
李在明(イ・ジェミョン)大統領が17日(現地時間)、英国とフランスの両首脳の主導で開かれるホルムズ海峡の安全航行確保に向けたオンライン会合への出席を前向きに検討している。出席する場合、自由な航行に向けた国際連帯の必要性を強調するメッセージを発信する見通しだ。
英国のスターマー首相とフランスのマクロン大統領が共同主催する今回の会合は、米国・イスラエルとイランの戦争終結後に必要な措置を議論する場となる。英国は外交ルート、フランスは軍事ルートの協議を主導してきた。韓国大統領府は「これまでの英国とフランスの動きが結集し始めたのが今回の首脳会合だ」と説明した。
●大統領府「オンライン会合で大統領もメッセージ発信の可能性」
大統領府関係者は16日、「ホルムズ海峡の自由かつ安全な航行はすべての国の利害に関わり、わが国の国益にも重要だ」とし、同様の立場の国々との連携を続けており、出席を前向きに検討していると明らかにした。さらに「大統領もメッセージを発する可能性があり準備している」とし、「エネルギー供給網、中東情勢への立場、国際連帯の必要性などを網羅する内容になるものと予想される」と述べた。国際機関を含め70~80カ国が招待されたという。米国は交戦当事国のため参加しないが、英仏主導の会合自体は支持しているという。
合意文書を採択するかどうかは、首脳の参加形態や会合結果によって流動的とみられる。大統領府関係者は「合同文があるかどうかは未知数だ」とし、「さらに論議が必要だが、実務レベルでは準備されたものはあるようだ」と述べた。韓国政府は、今回のオンライン会合が自由な航行の回復と迅速な海峡開放という目標を共有する国々が外交努力を傾ける場であるため、各国首脳が強いメッセージを発信すること自体に大きな意味があるとみている。
これに先立ち、先月26日にはフランス統合参謀総長の主導で35カ国の軍トップによるオンライン会合が、今月2日には英国主導で約40カ国のオンライ外相会合がそれぞれ開かれ、韓国も参加した。大統領府関係者は「フランスの軍事分野、英国の外交分野の動きが結びつき、参加国も増えていることで国際的な動きが具体化する可能性がある」と述べた。安圭伯(アン・ギュベク)国防部長官は14日、国会で「英国とフランスが(多国籍軍構想の議論を)主導しており、韓国も参加の意思を示した」とし、戦争終結後にホルムズ海峡で多国籍軍に参加することを検討していると明らかにした。
●李大統領、19~24日にインド・ベトナムを国賓訪問
李氏は16日、大統領府で主宰した首席補佐官会議で「今回の中東戦争は、わが国の外交の地位と役割を改めて見つめ直す契機となった」とし、「韓国は世界が注目する先導国家の隊列に加わった。世界平和や国際規範、人権保護といった普遍的価値にもはや背を向けることはできず、背を向けてはならない責務を負っている」と述べた。さらに「長期的にはより大きな国益を得るため、他国からの信頼と尊敬を着実に積み上げていく必要がある」とし、「責任あるグローバル先導国家としての責務を揺るぎなく果たし、国格を高め、国益を守らなければならない」と強調した。イスラエルを念頭にX(旧ツイッター)で人権侵害の中止を求めた発言が論議を呼んだ中、「普遍的人権の尊重」を改めて強調した形だ。
一方、李氏は19日から24日までインドとベトナムを国賓訪問し、両国首脳と会談して「グローバル・サウス」外交を本格化させる。韓国大統領のインド国賓訪問は8年ぶり。魏聖洛(ウィ・ソンラク)国家安保室長は同日の会見で「今回の歴訪はグローバル・サウス外交を本格稼働させる契機になるだろう」とし、「高速成長を続ける両国との外交の地平を広げ、戦略的協力を高度化する機会だ」と述べた。
朴訓祥 tigermask@donga.com






