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「巨大パンの強制摂食、裸体で腕立て」 空軍士官学校で過酷行為

「巨大パンの強制摂食、裸体で腕立て」 空軍士官学校で過酷行為

Posted April. 10, 2026 09:05,   

Updated April. 10, 2026 09:05


空軍士官学校で、士官候補生の最初の関門である基礎訓練中に、強制摂食や暴言などの過酷行為が行われていたことが、国家人権委員会の調査で明らかになった。

人権委は、今年2月に同校で発生した過酷行為に関連し、最近、同校と国防部などに対して関係者の処分や再発防止策の策定を勧告したと明らかにした。人権委は2月、ある予備士官候補生から「基礎訓練中に一部の教官や上級生から暴行や暴言、強制摂食などの過酷行為を受け、退学した」との申立てを受け、調査に着手した。

人権委によると、申立人は「多数の前で『親にそう教わったのか』などの暴言を受け、駆け足中に負傷した部位を殴られた」と主張した。また、1.5リットルの飲料と大型パンを短時間で食べるよう強要され、失敗すれば食事を与えない「食事強制」の行為も受けたと訴えた。

これを受け、人権委は2月23日から25日まで現地調査を行い、強制摂食や懲罰的訓練、暴行・暴言など多数の人権侵害事例を確認した。予備候補生らは、浴場で裸の状態のまま腕立て伏せをさせられる懲罰的訓練を受けたと証言した。一定時間内に大量のパンや飲料を摂取できなければ食事を与えられない強制摂食で、消化不良や嘔吐を訴える者もいたとの証言も確保した。予備候補生79人を対象とした調査では、31人が人権侵害の被害を経験したと回答し、20人は食事強制の形態の摂食を強要されたと答えた。

同校は「しつけを行った事実はあるが、過度なものではなかった」と人権委に説明したが、人権委は、体罰、暴言、強制的な食事摂取などはいずれも人権侵害に該当すると判断した。特に、教育生である士官候補生が民間人身分の予備生徒に対して軍紀訓練を行ったことは、法令違反の可能性が高いと見なされた。

人権委は校長に対して関係者の処分を、参謀総長に対しては特別精密診断の実施を求めるとともに、国防部には各士官学校の入校前基礎訓練について人権に配慮した運営策を策定するよう勧告した。人権委は「基礎訓練制度は強制合宿や生活規律など、強度の高い基本権制限を伴う過程であるだけに、明確な法的根拠に基づいて実施されるべきだ」と強調した。


チョン・ジョンヒョン記者 punch@donga.com