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ハンファ、米海軍次世代補給艦の設計に参加 初の受注

ハンファ、米海軍次世代補給艦の設計に参加 初の受注

Posted April. 01, 2026 09:05,   

Updated April. 01, 2026 09:05


ハンファが韓国企業として初めて米軍艦の設計に直接参加する。

ハンファは、現地法人のハンファ・フィリー造船所とハンファ・ディフェンスUSAが、米国の艦艇・特殊船設計会社VARDと協力して、米海軍の次世代補給艦(NGLS)の概念設計事業に参画すると、先月30日(現地時間)発表した。

今回の契約は、ハンファが2024年12月にフィリー造船所を正式に発足させて以降、現地で受注した初の米海軍関連事業となる。米国の造船業再建を掲げる「マスガ(MASGA:米国の造船業を再び偉大に)」プロジェクト発足後、韓国企業が現地拠点から米海軍事業を担う初の事例であり、同社は米国内の造船・防衛産業事業を拡大する契機になると期待している。

NGLSは、海上および陸上で米海軍に燃料や物資を補給し、再武装を支援する核心的な役割を担う艦船だ。従来の大型補給艦の限界を補うため、小型化によって効率性と機動性を高めた補給艦で、建造費は大型補給艦の50~60%水準の約4億5千万ドル(約6千億ウォン)と推定される。米海軍は少なくとも13隻のNGLSを確保する計画だ。

ハンファは主契約者であるVARDとともに市場調査を行い、NGLSプラットフォームの概念設計と改良作業を担う。これには、これまで蓄積した商船建造技術を活用したコスト削減分析や機能設計計画、特殊研究なども含まれる。プロジェクトは来年第1四半期(1~3月)中に完了する見通しだ。

米議会調査局(CRS)によると、今後の米海軍の新規艦艇の建造予算は年平均約358億ドル(約48兆ウォン)規模に達すると見込まれる。ハンファもこの市場を狙い、24年12月に買収したフィリー造船所の生産能力強化と人員拡充のため、これまでに2億ドル(約2700億ウォン)以上を投資してきた。さらに50億ドル(約7兆ウォン)を追加投入し、フィリ―造船所の年間建造能力を現在の1.5隻から20隻へ引き上げる計画も打ち出している。

トランプ米大統領も昨年12月、大型艦中心の「黄金艦隊」構想を示す中で、ハンファが投資したフィラデルフィア造船所(フィリ―造船所)について「かつて偉大な造船所だった。長らく閉鎖されていたが、再び稼働し、米海軍や民間企業とともに仕事をしている」と言及した。

ハンファ・ディフェンスUSAのトム・アンダーソン社長は「今回の受注は、米軍将兵を支援する艦艇建造過程でハンファの世界的な造船能力を活用できる重要な一歩だ」と述べた。ハンファ・ディフェンスUSAは米バージニア州アーリントンに所在するハンファ・エアロスペースの子会社で、米国内の防衛事業の開発と履行を担っている。


李沅柱 takeoff@donga.com