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金孝周、LPGA初の2週連続優勝 31歳で全盛再来

金孝周、LPGA初の2週連続優勝 31歳で全盛再来

Posted March. 31, 2026 09:11,   

Updated March. 31, 2026 09:11


31歳、再び黄金期の幕が上がった。かつて「天才」と呼ばれた金孝周(キム・ヒョジュ、31)が30代に入り全盛期を切り開いている。

金孝周は30日、米国アリゾナ州フェニックスのワールウィンドGC(パー72)で行われた米女子ツアー(LPGA)のフォード選手権最終第4ラウンドで、6バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの3アンダー69を記録した。通算28アンダー260で、終盤まで追い上げたネリー・コルダ(米国)を2打差をつけて優勝。前週のフォーティネット・ファウンダーズカップに続く2週連続優勝を飾った。前年王者の金孝周は、2015年のLPGA参戦後初のタイトル防衛にも成功し、通算9勝目を挙げた。

前日までの3ラウンドで「54ホール最少スコア」記録となる通算25アンダー191をマークしていた金孝周は、この日イーグル2つで猛追したコルダを2打差で振り切った。自身初の複数回優勝(シーズン2勝以上)を達成した金孝周は、「言葉にならないほど嬉しい。正直まだ信じられない」とし、「前回王者として出場して優勝するのは簡単ではないが、良い思い出のあるコースで勝てて良かった」と語った。

最近の活躍は時間を逆行するかのようだ。多くの女子ゴルファーが30歳以降にパフォーマンスを落とす中、金孝周は昨年の同大会優勝に続き、今季すでに2勝を挙げた。この優勝でCMEグローブ・レースポイント(1300点)と年間最優秀選手ポイント(69点)でコルダを抜き首位に浮上。優勝賞金33万7500ドルを加え、今季獲得賞金も93万9640ドルでトップに立った。

もともと「教科書的スイング」で知られていたが、飛距離の短さは課題だった。2020年前後から体重を増やし、本格的な筋力強化に取り組み始めたのもそのためだ。特に2024年に無勝に★終わった後は、上半身の筋肉を重点的に鍛えた。所属事務所の関係者は「懸垂が全くできなかったが、正しいフォームで4~5回こなせるまで鍛えた」と説明する。

背筋強化は今季、精度の高いスイングリズムと飛距離向上につながった。プロゴルファーのイ・シウは「長打には胸筋が重要と言われるが、背筋を鍛えることで胸筋も発達する」とし、「もともとショートゲームに強みがあったが、飛距離が伸びてより楽にプレーできている」と評価した。

実際、今年は従来より重いシャフトを求め飛距離を大きく伸ばした。昨年の平均ドライバー飛距離は247ヤードで135位にとどまったが、今年は264ヤードと17ヤード伸ばした。今大会では平均278ヤード、最終ラウンドでは293ヤードを記録した。

継続的な体力強化が奏功し、最終ラウンドでもスタミナ切れはほとんど見られない。2024年に34歳でLPGAを引退した柳簫然(ユ・ソヨン)SPOTVゴルフ解説委員は、「体力が落ちると練習量が減り、ショットが乱れやすくなる。大会を重ねるほど集中力も低下するが、金孝周にはその兆候が全くない」と話した。

自己最高の世界ランキング(4位)更新も目前に控える金孝周は「今季の目標は2勝だったけど、すでに達成した。今は何も考えていないが、明日には新たな目標を立てることになるだろう」と話した。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com