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米「地獄を見せる準備」地上軍投入も示唆 イラン、カーグ島に地雷・ミサイル大量配備

米「地獄を見せる準備」地上軍投入も示唆 イラン、カーグ島に地雷・ミサイル大量配備

Posted March. 27, 2026 09:12,   

Updated March. 27, 2026 09:12


米ホワイトハウスは、イラン戦争の終結に向けた交渉の意思を示す一方で、「トランプ米大統領は『地獄を見せる準備ができている』」と警告した。イランが軍事的敗北を認めず、交渉に非協力的な姿勢を取る場合、地上軍投入を含む全面攻勢に踏み切る可能性を示唆した発言とみられる。

これに対しイランも、原油輸出の要衝であるカーグ島にミサイルや地雷を配備するなど、防衛を大幅に強化した。米軍による同島占領の試みに備えた措置とみられる。双方とも表向きは戦況の優位を主張する一方、内部では交渉力の最大化を図る戦略を模索している様子だ。

米ホワイトハウスのレビット報道官は25日(現地時間)の記者会見で、イランとの交渉が進行中であるとしつつ、「イランが軍事的に敗北し、今後も敗北し続けることを理解しないのであれば、トランプ⁠大統領はこれまで以上に厳しい打撃を与えるだろう」と述べた。その上で「トランプ大統領が虚勢を張ることはなく、地獄を見せる準備ができている」と強調した。

トランプ氏がヘグセス国防長官に対し、イランへの軍事的圧力維持を指示したことも同じ文脈とみられる。ヘグセス氏は同日、大統領と面会した後、記者団に「我々は爆弾で交渉する」と述べ、軍事力を背景とした交渉主導を強調した。

実際、米国はカーグ島掌握などを視野に地上戦準備を進めている。米国防総省は24日、地上戦を担う陸軍精鋭部隊・第82空挺師団の即応部隊のうち約2千人を中東へ移動させる命令を出したとされる。さらに、地上戦投入が可能な米海兵隊約5千人も日本および米本土から中東へ移動している。中東を管轄する米中央軍のクーパー司令官は25日、「つい数時間前に1万カ所目のイランの標的を攻撃した」とし、「イスラエルの(空爆)成果を合わせれば、さらに数千の標的を攻撃した」と明らかにした。

イラン側も地上戦に備えている。CNNなどによると、イランは25日、米地上軍の攻撃に備えてカーグ島の防衛を大幅に強化した。対人・対戦車地雷を島の周辺に大量に設置したほか、上陸が想定される海岸線にも地雷を敷設し、携帯式地対空ミサイルシステム(MANPADS)も追加配備した。


チャン・ウンジ記者 jej@donga.com