
韓国大統領府は11日、ホルムズ海峡で孤立している韓国HMMの所属船「ナム号」の爆発が外部からの攻撃によるものと判明したことを受け、「民間船舶に対する攻撃は正当化も容認もできない」とし「強く非難する」と明らかにした。
魏聖洛(ウィ・ソンラク)国家安保室長は同日の記者懇談会で、「追加調査を通じて攻撃主体や正確な機種、物理的規模などを特定していきたい」とし、「それに応じて必要な対応措置を検討していく」と述べた。
韓国外交部は前日、現場調査の結果、4日に正体不明の飛行体2機が約1分間隔で2回にわたりナム号を攻撃したと発表した。イランのドローンまたはミサイル攻撃の可能性が取り沙汰される中、韓国政府はナム号から回収した飛行体の残骸を精密分析し、攻撃主体を確認する必要があるとの立場を示している。
魏氏は「このような事件が再発しないよう、関係国とも継続的に意思疎通を図っていく」とし、「現在、周辺海峡にいるわが国の全ての船員と船舶の安全強化に向けた努力も倍加していく」と強調した。
政府内外では、仮にイランの関与が確認されたとしても、意図的な攻撃だったのか過失だったのかの判断が難しいうえ、ホルムズ海峡内に孤立している韓国船舶26隻の安全を考慮して慎重な外交対応が必要だとの見方が出ている。ナム号が攻撃を受けた4日以降、フランス船や中国船も攻撃を受けて人的被害が発生したが、イランへの直接的な対応を自制している。
ただし、英国とフランスが主導する多国籍部隊や米国主導の海洋自由構想(MFC)への参加論議は加速する見通しだ。魏氏は「韓国を含む全ての船舶の安全確保と自由な航行に向け、国際社会の関連する取り組みに引き続き加わっていく」と述べた。
申圭鎭 newjin@donga.com






