
世界の注目を集めるBTS(防弾少年団)の公演を前に、韓国の通信3社が人工知能(AI)を活用した先端ネットワーク技術を総動員している。警察推計で最大26万人の観客が集まり、データ通信量(トラフィック)が急増する事態に備え、事前のネットワーク設計や自動制御システムの稼働など万全の態勢を整える構えだ。
SKテレコムは21日、ソウル鍾路区(チョンノグ)光化門(クァンファムン)一帯で開かれる公演に、自社開発のAI基盤ネットワーク運用システム「A-One」を初めて投入すると15日明らかにした。A-Oneは過去のデータを基にトラフィックを予測し、最適な設備配置を提案して事前に通信網を設計する。公演当日は現場を3区域に分けて専用ネットワークを運用するとともに、移動基地局の追加投入やローミング設備の拡充で通信品質の低下にも即応する方針だ。
KTは移動基地局6台と無線基地局79基を新たに設置し、ネットワーク容量を事前に拡充した。これにAI基盤のトラフィック自動制御ソリューション「W-SDN」を適用し、基地局の過負荷の兆候を事前に検知し、1分以内に周波数と出力を自動調整する。世界向け生中継による高画質・大容量ストリーミングの増加に備え、バックボーン網(大規模接続網)の容量も拡大した。
LGユープラスも自律ネットワーク技術を基盤とした事前対応体制を整えた。イベント前にトラフィック変動を予測して基地局の運用条件を設定し、通信量が集中した場合は設定値を自動調整して周辺基地局に分散させる方式だ。光化門一帯の10カ所余りに移動基地局を追加配置し、麻谷(マゴク)のネットワーク状況室と現場を連携させた緊急対応体制を稼働させ、リアルタイムで通信品質を管理する。
金在亨 monami@donga.com






