
済州道(チェジュド)の漢拏(ハルラ)山で18センチを超える大雪が降る中、強風と吹雪の影響で済州国際空港を発着する航空便が相次いで欠航し、約1万人が足止めされた。全羅道(チョルラド)西部でも大雪となり、事故が相次いだ。
8日、韓国空港公社・済州国際空港によると、同日午後3時時点で同空港を発着予定の航空機461便(到着235便、出発226便)のうち、164便(到着87便、出発77便)が欠航、5便が引き返した。未明に滑走路の運用が一時中断されたが、除雪作業後に再開。しかし雪嵐で視程が確保できず、離着陸ができない状態が続いた。足止めされた乗客は約1万1000人に上った。週末に済州を訪れていた会社員のチョン・ジユンさん(38)は「午前9時55分発の金浦(キムポ)行きが欠航となり、動けなくなった」と話し、「9日午後の便を急きょ予約し、休暇を1日延ばした」と語った。
空港関係者は「雪が弱まった午後から運航は徐々に正常化した」としたうえで、「滞留客解消のため、午後10時30分までに臨時便10便、計2041席を運航する」と説明した。24時間の非常勤務体制に入った済州道は、深夜の滞留に備え、空港に毛布2700枚、マットレス1500枚、飲料水1000本を準備した。
済州海域には風浪注意報が発令され、済州と楸子島(チュジュアド)、全羅南道の珍島(チノド)、木浦(モッポ)などを結ぶフェリーは運航中止となった。漢拏山国立公園の7ルートも全面閉鎖された。光州(クァンジュ)や全羅南道西部でも大雪と強風、波浪の影響で、島しょ部を結ぶ39航路・52隻の運航が止まり、木浦・儒達山(ユダルサン)一周道路など4か所が通行止めとなった。
凍結路面や強風による事故も相次いだ。8日午後1時5分ごろ、済州市涯月邑(エウォルウブ)セビョルオルム付近でバスとワンボックスカーが衝突し、3人が軽傷を負った。全羅南道霊岩(ヨンナム)郡霊岩邑では歩行者が転倒して病院に搬送され、光州市光山(クァンサン)区では乗用車が凍結路面で横転する事故があった。全羅北道高敞郡星內面(コチャングン・ソンネミョン)では、積雪によりビニールハウス9棟が破損した。
釜山=ソン・ウンボム記者 光州=イ・ヒョンジュ記者 seb1119@donga.com






