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SKハイニックス、過去最大の業績 「HBMの王座」固める

SKハイニックス、過去最大の業績 「HBMの王座」固める

Posted January. 29, 2026 10:31,   

Updated January. 29, 2026 10:31


SKハイニックスが、昨年の人工知能(AI)半導体需要の急増を追い風に、創業以来最大の年間売上高と営業利益を達成した。SKハイニックスは28日、2025年の年間売上高が97兆1467億ウォン、営業利益が47兆2063億ウォンだったと公示した。前年に比べ、売上高は46.8%、営業利益は101.2%増加した。半導体の「スーパーサイクル」が続き、高帯域幅メモリ(HBM)やDRAMの供給不足が続く中、当面は業績の高水準が続くとの見方が強い。

●四半期営業利益が20兆ウォンに迫る

昨年の営業利益は、三星(サムスン)電子の昨年の暫定営業利益(43兆5300億ウォン)を上回った。SKハイニックスの年間営業利益率は49%だった。同社は「AI中心に再編される需要構造に合わせ、技術競争力の強化と高付加価値製品の比率拡大を進め、収益性と成長性を同時に確保した戦略的対応の成果だ」と説明した。

四半期ベースでも過去最高を更新した。昨年10~12月期の売上高と営業利益は、それぞれ32兆8267億ウォンと19兆1696億ウォンで、1年前に比べ66%と137%増加した。いずれも証券会社のコンセンサス(直近3か月の推計平均)である売上高31兆ウォン、営業利益16兆ウォンを大きく上回った。昨年10~12月期の営業利益は、三星電子(2025年4~6月期・20兆ウォン)に次ぐ、国内企業として歴代2位の四半期実績に当たる。

業績を押し上げた背景には、AI普及に伴う半導体需要の急増がある。世界の巨大IT企業がAIデータセンター投資を拡大する中、HBMや大容量DRAMの需要が爆発的に増えた。SKハイニックスは「HBMの売上高が前年の2倍以上に成長し、過去最大の業績に寄与した」とし、「一般DRAMでも10ナノ級第6世代(1cナノ)DDR5の本格量産に入った」と説明した。バンク・オブ・アメリカによると、昨年の世界HBM市場シェアは61%で、2023年(54%)、2024年(55%)に続き世界首位となった。最大顧客であるエヌビディア向けに供給されるHBM4についても、全体の3分の2以上を確保したとされる。

AI市場が、大規模モデルの学習段階から、実際の利用を前提とした「推論」段階へと移るにつれ、メモリ半導体の使用量は急増している。ハン・ドンヒSK証券研究員は「HBM3EやHBM4、汎用DRAM、SSDまで、すべてのメモリ製品が供給不足の状態だ」と指摘した。SKハイニックスは同日、「清州(チョンジュ)M15Xの生産能力を早期に最大化し、龍仁(ヨンイン)第1期ファブ(Fab=工場)の建設に着手して、中長期的に生産基盤を拡充する」と明らかにした。

●「今年の営業利益100兆ウォン超」観測

証券業界や半導体業界では、SKハイニックスの今年の営業利益が100兆ウォン規模に達するとの見方が出ている。外資系のモルガン・スタンレー(148兆ウォン)に続き、国内では韓国投資証券(128兆ウォン)、ハナ証券(112兆ウォン)なども100兆ウォン超と試算している。国内企業で年間営業利益が100兆ウォンを超えた例はまだない。ノ・グンチャン現代(ヒョンデ)車証券研究員は「HBM市場の拡大とDRAM価格の上昇が続いており、来年まで堅調な業績が見込まれる」と話した。


イ・ミンア記者 イ・ドンフン記者 omg@donga.com