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旧統一教会の幹部が権性東氏に接触「尹錫悦候補が教団行事に出席すれば10万ドル提供」

旧統一教会の幹部が権性東氏に接触「尹錫悦候補が教団行事に出席すれば10万ドル提供」

Posted January. 28, 2026 10:15,   

Updated January. 28, 2026 10:15


世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の世界本部長だった尹鍈鎬(ユン・ヨンホ)氏が、2022年の大統領選の約2カ月前、「国民の力」の権性東(クォン・ソンドン)議員に会い、当時同党の大統領候補だった尹錫悅(ユン・ソクヨル)氏の教団行事出席を働きかけ、「尹錫悦候補が出席すれば少なくとも10万ドル以上を提供する」と持ちかけた疑いが浮上した。

政教癒着疑惑を捜査している検警合同捜査本部(本部長=金泰勲大田高検長)によると、尹鍈鎬氏は21年12月29日から第20代大統領選直前の22年3月8日まで、計7回にわたり権氏と会っており、捜査当局は政治家へのロビー活動の有無を調べている。尹鍈鎬氏が約束した10万ドルは、当時の為替レートで約1億2千万ウォンに相当する。捜査本部は、22年2月の教団行事を前に、与野党の大統領候補を含む政界関係者の参加を取り付ける過程で、実際に金銭が支払われたかどうかを確認している。

捜査によると、尹鍈鎬氏は権氏と2度目に会った22年1月5日、ソウル汝矣島(ヨウィド)の中華料理店で、「教団行事に尹錫悦候補が出席すれば、招聘費や送迎費として最低10万ドル以上は支払う」とし、「李在明(イ・ジェミョン)(当時「共に民主党」候補)が出席しても支払う。正当な金なので受け取っても問題ない」と持ちかけたという。さらに「(行事に出席すれば)大統領就任前に外交舞台にデビューすることになり、役に立つ」と説明したという。尹鍈鎬氏が言及した行事は、22年2月13日に開かれた教団主催の「韓半島平和サミット」で、尹錫悅氏は候補時代にペンス元米副大統領とこの場で会った。

尹鍈鎬氏は21年12月29日に権氏と初めて会ったという。その2日後、教団幹部に宛てて「権氏が私の条件を受け入れれば、教団の票、組織、財政を支援する」とし、「我々の実質的条件は、公約として受け入れられた我々の政策を推進するため、政権に我々の人材を送り込むことだ」との内容のメッセージを送っていたという。「青い家(大統領府)補佐陣と党(国民の力)にポーション(一定割合)」という内容も送った。

また、尹鍈鎬氏は教団による「国民の力」への組織的支援について、権氏の意向を尋ねていたという。権氏は「尹鍈鎬氏が『国民の力の17の市・道党後援会に教団幹部が後援金を出しても問題ないか』と聞いてきた」とし、「個人が自発的に後援金を出すのは問題ないが、教団資金として出したり、強要したりすれば違法だと答えた」と供述したという。権氏は「尹鍈鎬氏が慶尚北道浦項(キョンサンプクト・ポハン)出身で、文在寅(ムン・ジェイン)政権に問題が多く政権交代の必要性を感じていると言っていた」とし、「大統領選を支援したいという趣旨の発言はあったが、組織的投票という言葉はなかった」と主張している。


ソ・ソルヒ記者 コ・ドイェ記者 facthee@donga.com