
クーパンの個人情報流出事件を巡り、証拠隠滅の疑いが指摘されている問題で、警察はハロルド・ロジャース韓国暫定代表に対し、3回目となる出頭を要請した。警察は、今回も応じない場合、逮捕状の請求を検討する考えだ。
朴正普(パク・ジョンボ)ソウル警察庁長は26日の定例記者会見で、「デジタル電子機器などの分析をほぼ終え、ロジャース氏に出頭を要請している」と述べた。ロジャース氏は5日と14日の2度の出頭要請に応じていない。警察は2回目が実現しなかった直後、3回目の出頭を通知したという。ロジャース氏は現在、海外に滞在しているとされる。
朴氏は、逮捕状請求の可能性について、「3回目の要請に応じないからといって、直ちに逮捕状を請求するわけではない」としつつ、「応じない理由などを総合的に判断し、通常の手続きを踏む。理由が十分であれば請求もあり得る」と説明した。通常、捜査機関の出頭要請に正当な理由なく3回以上応じない場合、逮捕状を請求する。
個人情報流出の規模について朴氏は、「確定ではないが、(流出したアカウントは)3千万件以上に上る」とし、「氏名や住所、電子メールなどが含まれている」と述べた。クーパンは昨年12月25日、「(中国籍の)流出者が保存した顧客情報は約3千件のアカウントだった」との社内調査結果を発表したが、警察は社内から外部に持ち出された情報全体を流出規模と見ている。警察関係者は、「捜査基準でいう『流出』とは、情報通信網法に基づく秘密侵害を指す」とし、「中国籍の被疑者が、管理者の統制を離れて当該データを閲覧した時点で犯罪が成立する」と説明した。クーパンはこのほか、政府の資料保管命令違反や国会での虚偽証言の疑いでも捜査を受けている。
チョン・ジョンヒョン記者 punch@donga.com






