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コスピ5000突破、取引中で史上初 評価転換の試金石

コスピ5000突破、取引中で史上初 評価転換の試金石

Posted January. 23, 2026 10:31,   

Updated January. 23, 2026 10:31


韓国の総合株価指数(コスピ=KOSPI)が22日、取引時間中に史上初めて5000を突破した。韓国株式市場が12銘柄で取引を始めてから70年で達した節目だ。半導体をはじめとする優良大企業の業績成長が指数上昇をけん引した。コスピ5000突破を機に、海外市場で指摘されてきた「コリア・ディスカウント(韓国株式市場の低評価)」を払拭する契機になり得るとの評価も出ている。

コスピはこの日、前日比0.87%高の4952.53で取引を終えた。午前中に上げ幅を広げ、一時は史上最高値となる5019.54まで上昇した。1956年3月の大韓証券取引所の発足から70年で達成した成果だ。ただ、利益確定に動いた外国人が2972億ウォン、機関投資家が1028億ウォンをそれぞれ売り越し、終値では5000には届かなかった。

非常戒厳をめぐる混乱や米国の関税政策発表の影響で、昨年4月9日には2293.7まで下落していたコスピは、年初から12営業日連続で上昇し、9カ月で2倍超となる5000を上回った。

コスピ5000を押し上げたのは、世界市場で競争力を証明した半導体、自動車、防衛産業、造船などの優良大企業だ。三星(サムスン)電子は取引時間中に時価総額が1000兆ウォンを突破し、中国のテンセントを抜いてアジア企業3位に浮上した。SKハイニックスの年間営業利益の見通しは148兆ウォン(モルガン・スタンレー)に達する。ヒューマノイドロボット技術を実証した現代(ヒョンデ)自動車は、年初来で株価が78.4%上昇した。

主要海外メディアは、コスピ5000突破の背景として、人工知能(AI)産業の発展に伴う半導体好況と企業統治改善の取り組みを挙げた。英紙フィナンシャル・タイムズはアジア市場の専門家のインタビューを通じ、「韓国市場は依然として割安であり、コスピ5000突破によってコリア・ディスカウントの主要因が解消された」と評価した。

一方で、コスピの上昇が韓国経済の実体成長とかけ離れている点は課題として残る。韓国銀行は22日、昨年の実質国内総生産(GDP)の成長率が1.0%だったと発表した。コロナ禍で景気が冷え込んだ2020年(マイナス0.7%)以降、最も低い水準だ。

ソウル大学経済学部教授のアン・ドンヒョン氏は「半導体の『スーパーサイクル』に依存してコスピが上昇し、成長率も1%台を維持している」とし、「好況期が過ぎれば、株価も成長率も大きく落ち込む可能性がある」と指摘した。


チ・ミング記者 ホン・ソクホ記者 warum@donga.com