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ソウル市舞踊団「一舞」、米ベッシー賞最優秀振付家賞

ソウル市舞踊団「一舞」、米ベッシー賞最優秀振付家賞

Posted January. 22, 2026 10:33,   

Updated January. 22, 2026 10:33


ソウル市舞踊団(ユン・ヘジョン団長)の作品「一舞(イルム=One Dance、写真)」が20日(現地時間)、米ニューヨークで開かれた「ニューヨーク・ダンス&パフォーマンス・アワード」、通称「ベッシー賞(The Bessies)」で、最優秀振付家・創作者賞(Outstanding Chreographer/Creator)を受賞した。韓国の国公立芸術団体がベッシー賞を受賞するのは初めて。

選考委員会は、「一舞は視覚的に魅惑的で、現代的感覚で再解釈された韓国の伝統儀礼舞踊だ」とし、「静と動の完璧な調和を示しつつ、爆発的で躍動感ある舞で頂点を打ち立てた」と評価理由を説明した。

「一舞」は、国家無形文化財であり、ユネスコ世界無形文化遺産にも登録されている「宗廟祭礼楽」の儀式舞を、現代的な感覚で再構成した作品。2022年に初演され、2023年にニューヨークのリンカーン・センターで上演された際には、全公演が完売するなど大きな話題を集めた。

振付師のチョン・ヘジン氏は、「一舞には、一つの目標に向かって心を一つにして頑張ってきた人々の精神を込めた」と言い、「互いに信じ合ってきた信頼と、多くの人が共に努力してきた時間の結晶だと思う」と受賞の喜びを語った。振付師のキム・ソンフン氏も、「チョン・グホ演出のビジョンと信頼がなければ、この瞬間は存在しなかった」とし、「身体と時間、信念を踊りへ昇華させてくれた舞踊家たちに感謝する」と話した。

1983年に創設されたベッシー賞は、ニューヨークの芸術家やプロデューサー、批評家らで構成される選考委員会が、毎年ニューヨークで上演された作品の中から革新的な成果を挙げた芸術家と作品を選び、授与している。米国の著名な振付師、ベッシー・シェーンバーグ(1906~1997)をたたえる意味で名付けられた。アン・ホサン世宗(セジョン)文化会館社長は、「選択と集中を通じて築いてきたレパートリー戦略が、韓国を越えて世界の芸術言説の中心に入り込んだことを示す象徴的な瞬間だ」と喜びを語った。


金民 kimmin@donga.com