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デンマーク市民が語る不安 「米国のグリーンランド併合示唆、第三次世界大戦を懸念するほど深刻」 

デンマーク市民が語る不安 「米国のグリーンランド併合示唆、第三次世界大戦を懸念するほど深刻」 

Posted January. 21, 2026 09:38,   

Updated January. 21, 2026 09:38


「トランプ米大統領が、デンマーク領グリーンランドの併合を示唆していることは、第3次世界大戦を心配するほど深刻だ」

20日(現地時間)、デンマークの首都コペンハーゲン国際空港で出会ったデンマーク人大学生のアスガルさんは、こう述べた。アスガルさんは「ベネズエラのマドゥロ大統領の拘束をめぐり、トランプ大統領への米国内外の世論が悪化すると、流れを変える手段としてグリーンランド併合カードを切っているように感じる」と不満を漏らした。

同じく空港で会ったスウェーデン人のハンスさんは、「トランプ大統領に怒るデンマークの人々の間では、自国製薬会社のノボノルディスクが開発した肥満治療薬『ウゴービ』を米国に売るべきではないという、過激な反応まで出ている」とし、「私もその怒りに共感する」と述べた。

最近、トランプ氏がグリーンランド併合への意欲を繰り返し示し、同地に部隊を派遣した欧州の主要国に対して追加関税を課す考えを明らかにしたことで、米国と欧州の対立は深まっている。コペンハーゲンで取材した欧州の人々は、トランプ氏を非難し、「デンマークを軸に欧州が積極的に対応すべきだ」と主張した。

19日、デンマーク公共放送TV2によると、デンマーク政府は同日夜、「相当規模の部隊」をグリーンランドに派遣した。ペーター・ボイセン陸軍参謀総長もこれに同行したという。デンマークはすでに最近、数百人規模の兵力をグリーンランドに送っており、トランプ氏の併合発言を受け、領土防衛の意思を改めて示した形だ。

トランプ氏は同日、米NBCとの電話インタビューで「欧州はロシアとウクライナの戦争に集中すべきだ」と圧力をかけた。中国やロシアといった外部の脅威を防ぐためにも、グリーンランドは不可欠だと強調した。


柳根亨 noel@donga.com