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史上最悪の慶尚北道山火事 失火と認定、被告2人に執行猶予付き判決

史上最悪の慶尚北道山火事 失火と認定、被告2人に執行猶予付き判決

Posted January. 17, 2026 09:43,   

Updated January. 17, 2026 09:43


昨年3月、慶尚北道義城(キョンサンブクド・ウィソン)で発生し、慶尚北道北東部一帯を襲った史上最悪規模の大規模山火事をめぐり、裁判所は失火者らに対し、懲役刑の執行猶予を言い渡した。

大邱(テグ)地裁義城支院刑事1単独(文赫判事)は16日、山林保護法違反の罪に問われたシン被告(55)に対し懲役2年、執行猶予3年と社会奉仕120時間を、チョン被告(63)には懲役2年6月、執行猶予3年、保護観察および社会奉仕120時間をそれぞれ言い渡した。検察は昨年11月の結審公判で、過失による山火事の法定最高刑である懲役3年を求刑していた。

判決によると、シン被告は昨年3月22日、義城郡安平面槐山里(アンピョンミョン・ケサンリ)の山林で、祖父母の墓周辺に生えた若木を除去するため火を付け、山火事に拡大させた。チョン被告も同日、義城郡安渓面龍基里(アンゲミョン・ヨンギリ)の果樹園で農業廃棄物を焼却中、火を広げたとして起訴された。

裁判所は「当時、政府が山火事予防期間を指定し、乾燥した気象条件の下で火気の取り扱いに細心の注意を呼びかけていたにもかかわらず、被告らは注意義務を果たさず、前例のない大規模山火事を発生させた」とし、「厳しい処罰が必要だ」と指摘した。一方で、「故意ではなく過失による犯行であり、人的被害との因果関係が明確に立証されたとまでは言い難い」として量刑理由を説明した。

この山火事は、昨年3月に義城郡安渓面と安平面で発生し、強風にあおられて安東(アンドン)、青松(チョンソン)、英陽(ヨンヤン)、盈徳(ヨンドク)の慶尚北道北東部4市・郡に拡大、鎮火まで149時間を要した。森林監視員や消火ヘリ操縦士、住民ら計27人が死亡し、被害面積は9万9289ヘクタールに達し、過去最大を記録した。


義城=ミョン・ミンジュン記者 mmj86@donga.com