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PGAの安秉勲、LIVへ電撃移籍 初の「コリアンGC」主将に

PGAの安秉勲、LIVへ電撃移籍 初の「コリアンGC」主将に

Posted January. 14, 2026 10:41,   

Updated January. 14, 2026 10:41


米男子ツアー(PGA)は、15日に米ハワイで開幕するソニーオープンを皮切りに2026年シーズンを迎える。だが大会を目前に控え、大きな動きがあった。PGAツアーで戦ってきた韓国の安秉勲(アン・ビョンフン、35)が、サウジアラビア政府系ファンドが支援するLIVゴルフへ電撃的に移籍した。安は2024年ソニーオープン準優勝者だ。

13日、東亜(トンア)日報の取材を総合すると、安は今季からPGAツアーを離れ、LIVゴルフに参戦する。在米韓国系のケビン・ナ(43・米国)が主導してきた既存の「アイアンヘッズGC」は、今季から「コリアンGC」に名称を変更する。個人戦に加えてチーム戦も行うLIVゴルフでは、同じ文化圏や言語を共有する選手でチームを構成する例が多いが、チーム名に国名が入るのは初めて。コリアンGCは、韓国の象徴である白虎と無窮花をチームロゴに採用する。

LIVゴルフは今回の「リブランディング」について、「世界ゴルフ文化における韓国の影響力拡大と、現代ゴルフの新たなビジョンを反映したものだ」と説明した。主将を務める安のほか、日本男子ツアー(JGTO)などでプレーした宋永漢(ソン・ヨンハン、35)や、韓国男子ツアー(KPGA)のキム・ミンギュ(25)らが加入する。既存メンバーのニュージーランド系選手、ダニー・リー(36)は残留するという。

2017年にPGAツアーにデビューした安は、昨年までに229大会に出場した。優勝こそないものの、準優勝5回などで通算獲得賞金は2153万5424ドル(約317億ウォン)に上る。

安がLIVゴルフに移籍した理由の一つは、高額な報酬にある。今年のLIVゴルフは14大会を実施し、各大会の賞金総額は3000万ドル(約442億ウォン)。PGAツアーのメジャー大会やシグネチャー大会は2000万ドル前後にとどまり、一般大会の賞金はさらに少ない。 日程面での拘束が比較的少なく、高額賞金が見込めることから、近年PGAツアーのスター選手が相次いでLIVゴルフへ移籍している。

変化を求めた結果だとの見方もある。ゴルフ界の関係者は「安は9年間、PGAツアーや下部ツアーであるコーンフェリー・ツアーなど米国で戦い、単調な日常にやや退屈さを感じていたようだ。音楽が流れ、祭りのような雰囲気の中で競うLIVゴルフ特有の自由な空気に魅力を感じたのだろう」と話した。

韓国市場進出を狙うLIVゴルフは、PGAツアーの韓国選手に継続的にラブコールを送ってきた。任成宰(イム・ソンジェ、28)や金施佑(キム・シウ、31)にもオファーがあったが、いずれも断っている。別の関係者は「昨年、韓国で初めて大会を開催したLIVゴルフは、本格的に市場開拓に乗り出した。今年は安のようなスター選手を軸に影響力を広げようとしている」と語った。コリアンGCのマーティン・キム団長も「LIVコリア2025で数千人の若いファンが見せた情熱に深い感銘を受けた。われわれは韓国のゴルフ文化と世界中の韓国人を代表するブランドになる」と話した。

コリアンGCの選手たちは12日、米フロリダ州パームビーチで行われた全体集合に参加し、初顔合わせを行ったという。その後、オーランドに移動し、シーズン準備を進める。LIVゴルフは来月4日、サウジアラビアのリヤド・ゴルフクラブで開幕戦を迎える。

一方、「メジャー・ハンター」と呼ばれるブルックス・ケプカ(36・米国)は、LIVゴルフを離れPGAツアーに復帰する。PGAツアーは同日、「トップ選手が復帰できる『リターン会員プログラム』を創設した」とし、ケプカが29日開幕のファーマーズ・インシュアランス・オープンで復帰戦を戦うと発表した。PGAツアー通算9勝のケプカは2022年にLIVゴルフへ移籍していた。

ケプカは不利な条件を受け入れることになる。今季のフェデックスカップ・ボーナスの対象から外れるほか、今後5年間は選手影響力プログラムによるボーナスも受け取れない。さらに500万ドル(約73億3000万ウォン)のチャリティー基金拠出も求められる。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com