
急速な高齢化を背景に、健康保険の診療費が2030年に最大191兆ウォンに達するとの見通しが示された。高齢層で有病率の高い筋骨格系疾患や認知症の診療費が急増し、健康保険財政に大きな負担となる見込みだ。
9日、国民健康保険公団・健康保険研究院の「疾病別健康保険診療費の推計・分析研究」と題した報告書によると、2030年の健康保険の総診療費は189~191兆ウォンと予測された。2024年の116兆ウォンから、6年で70兆ウォン以上増える計算だ。
注目されるのは、疾病別の診療費順位の変動である。筋骨格系および結合組織疾患の診療費は、2023年の12兆6000億ウォンから2030年には19兆9000億ウォンに増え、順位も4位から3位に上がる見通しだ。同期間に、精神・行動障害(17兆4000億ウォン)は8位から5位に、神経系疾患(13兆2000億ウォン)は11位から7位へと上昇すると見込まれる。神経系疾患の一つである認知症の診療費は、年平均11%のペースで急増し、2030年には4兆4000億ウォンに達する見通しだ。
イ・ホ記者 number2@donga.com






