
米国のオープンAIが、健康分野に特化した人工知能(AI)サービス「チャットGPTヘルス」を公開した。食事に関する助言や運動の助言にとどまらず、長期的な健康管理に必要な問いにも答えるサービスだ。同社は「毎週2億3000万人がチャットGPTに健康について質問している」とし、日常生活全般を支える「スーパー秘書」になるとの構想を示した。
オープンAIは7日(現地時間)、チャットGPTヘルスを公開し、先行利用者からのフィードバックを経て、数週間後に全ユーザー向けに提供する予定だと明らかにした。開発には過去2年間、60カ国で活動する医師260人以上が参加し、30の主要健康分野で60万件超のモデル回答に評価を行ったという。
同社によると、健康データが機微情報に当たることから、既存のチャットGPTとは分離して管理し、利用者はいつでも自身の健康データを確認・削除できるという。入力された健康情報はAIモデルの学習には使用しない方針だ。オープンAIアプリケーション部門最高経営責任者(CEO)のフィジー・シモ氏は、「チャットGPTヘルスは、医療分野における高コストやアクセスの壁、医師の過重な予約、診療の継続性不足といった問題の解決の一助になり得る」と話した。
一方、医療分野では、AIが誤った内容を事実のように示す「AIハルシネーション」が課題と指摘されており、公開後の安全性検証が不可欠との声もある。グローバルAIシンクタンク「オール・アバウトAI」が主要AIモデルの誤答率を調べた結果、医療情報の誤答率は15.6%だった。10問中約1.5問が誤った回答になる計算だ。最新モデルほど誤答率が上がる傾向も確認されたという。
チェ・ジウォン記者 jwchoi@donga.com






