
昨年、韓国への外国人直接投資(FDI)の申告額が360億ドル(約52兆1208億ウォン)を超え、過去最高となった。12・3非常戒厳や弾劾政局といった政治的混乱に、米国発の関税戦争が重なり、第3四半期(7~9月)までは外国人投資が大きく冷え込んだが、10月31日~11月1日に慶州(キョンジュ)で開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議後、投資申告が集中し、第4四半期(10~12月)に持ち直した。
7日、産業通商資源部(産資部)が発表した「2025年のFDI動向」によると、昨年の申告額ベースのFDIは前年比4.3%増の360億5000万ドルだった。2021年以降、5年連続で過去最高を更新した。
国内の政治的不確実性や世界的な投資環境の悪化で先行きの不透明感が強まる中での成果と評価されている。昨年上半期(1~6月)のFDIは130億9600万ドルで、前年同期比14.6%減だった。6月初めに新政権が発足した後も流れは容易に反転せず、第3四半期までの累計は206億6600万ドルと、1年前(251億8300万ドル)比17.9%減となった。
雰囲気が一変したのは第4四半期からだ。昨年10月の慶州APEC首脳会議を機に、グローバル企業の大型投資計画が相次いで公表された。慶州で開かれた「グローバル企業投資パートナーシップ」では、アマゾン・ウェブ・サービス、ルノー、アムコアテクノロジー、コーニング、エア・リキード、シーメンス・ヘルシニアーズ、ユミコアの計7社が、今後5年間で計90億ドル(約13兆ウォン)を韓国に投資すると表明した。
同時期にソウルで開かれた国内最大の対内直接投資誘致イベント「インベスト・コリア・サミット(IKS)」でも、東京エレクトロン(半導体・次世代車・洋上風力・先端素材)、三井化学(半導体装置・素材)、ヴァレオ(自動運転部品)など7社が計5億5000万ドルの投資を申告した。
産資部の関係者は「当時の投資はすべて国内で用地を確保し、工場や事業所を新設するグリーンフィールド型で、雇用創出効果が大きい良質な投資と評価できる」と説明した。昨年のFDIのうちグリーンフィールド型は前年比7.1%増の285億8900万ドルとなり、過去最高を更新した。
世宗市=チョン・スング記者 soon9@donga.com






