
サイドバックにポジションを移したヤン・ヒョンジュン(セルティック、写真)が、今季リーグ戦初ゴールを挙げた。
ヤンは28日、アウェーで行われたスコティッシュ・プレミアシップ(1部)の今季リビングストン戦で、チームが1-2とリードを許していた前半10分に同点弾を決めた。ゴール前の混戦で体を投げ出し、右足で押し込んだもので、今季リーグ12試合目での初得点となった。セルティックはその後2点を加え、4-2で勝利した。
本来はサイドアタッカーを主戦場とするヤンだが、今月4日にフランス出身のウィルフリード・ナンシー監督が就任して以降、サイドバックとして起用されている。ナンシ監督は、最終ラインに中央DF3人を置く「3バック」を好む。この戦術では、サイドバックが積極的に前線へ上がり、攻撃に参加する役割を担う。サッカーデータ専門メディア「FotMob」によると、ヤンはこの試合でシュート3本を放ち、クリアも3回成功させるなど、攻守両面で存在感を示した。
2026年北中米ワールドカップを戦う韓国代表も3バックを採用している。しばらく洪明甫(ホン・ミョンぼ)監督の選考から外れていたヤンが、サイドバックとして代表に復帰し、定位置争いに加われるか注目される。ヤンは、DFに起用される前の今年6月に行われたクウェート戦(アジア最終予選)以降、代表に招集されていない。
ハン・ジョンホ記者 hjh@donga.com






