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30歳ペレイラ、LIVで170億ウォン稼ぎ「早期引退」

30歳ペレイラ、LIVで170億ウォン稼ぎ「早期引退」

Posted December. 24, 2025 10:52,   

Updated December. 24, 2025 10:52


経済的自立を実現し、早期引退を目指す「FIRE(Financial Independence, Retire Early)」を掲げる人は少なくない。チリ出身のプロゴルファー、ミト・ペレイラは、競技の最盛期とも言える30歳で「FIRE」を選んだ。

ペレイラは23日、ソーシャルメディア(SNS)で「ゴルフという美しいスポーツと共に過ごす中で人生の優先順位が変わった。チリに戻り、自分の人生に集中したい」とし、「他国やホテル、空港で多くの時間を過ごしてきた。プロゴルファーとしてのキャリアを終え、家族と共にチリで暮らし、ゴルフから学んだことを生かして残りの人生を歩みたい」とつづった。

早期引退を可能にした最大の理由は、早くから「経済的自由」を達成した点にある。2020~21年に米下部ツアーのコーンフェリー・ツアーで3勝を挙げ、2022年にはPGA選手権で共同3位に入るなど才能を示した。翌年、サウジアラビア政府資本が支援するLIVゴルフへ移籍した。

LIVゴルフは大会数は少ないが賞金規模が大きい。ペレイラは3シーズンで未勝利ながら、総額1150万ドル(約170億ウォン)を手にした。

2025年シーズンを個人順位51位で終え、2026年の出場権を逃したことを受け、迷うことなくフィールドを去る決断を下した。将来の計画については言及していない。英デイリー・メールは「ペレイラは16歳の時にも突然ゴルフをやめ、2年間クラブを握らなかった。PGAツアーで戦っていた2022年のインタビューでは『ゴルフに飽きた』と語っていた」と伝えた。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com