
ドイツ1部マインツの李在成(イ・ジェソン、33)が、先制決勝点をアシストしたうえ、PKを獲得し、クラブ史上初となる欧州カップ戦決勝トーナメント進出を導いた。
マインツは19日、ドイツ・ラインラント=プファルツ州マインツのメヴァ・アレーナで行われたUEFAカンファレンスリーグ(ECL)、リーグフェーズ最終第6戦で、サムスンスポル(トルコ)を2-0で下した。
先発出場した李在成は前半44分、シルヴァン・ヴィドマー(32、スイス)の先制決勝点を演出した。左サイドへ走り込んだヴィドマーに巧みなロブパスを通すと、ヴィドマーはペナルティーエリア内まで持ち込み、右足シュートでゴールネットを揺らした。李在成は後半3分にも、相手守備のハンドを誘ってPKを獲得し、ナディーム・アミリ(29・ドイツ)が冷静に決めた。
ECLは、欧州チャンピオンズリーグ(CL)、UEFAヨーロッパリーグ(EL)に次ぐ欧州クラブ大会の第3層に当たる。この勝利で勝ち点13(4勝1分け1敗)とし7位に浮上したマインツは、上位8チームに与えられる決勝トーナメントへのストレートインを決めた。マインツが欧州カップ戦でトーナメントに進出するのは、クラブ史上初となる。
この試合が行われた同日、城南(ソンナム)で開かれた洪明甫(ホン・ミョンボ)奨学財団の奨学金授与式に出席した洪監督は、「李在成が来年5月まで所属クラブで過度に試合を重ね、コンディション維持が難しくなるような事態になれば、代表チームにとっても非常に好ましくない」と言い、「クラブとも緊密にコミュニケーションを取り続けたい」と話した。
ハン・ジョンホ記者 hjh@donga.com






