Go to contents

疲れの色を見せる79歳トランプ氏

Posted November. 27, 2025 08:59,   

Updated November. 27, 2025 08:59


「トランプのバッテリーが切れかかったように見える」

トランプ米大統領の再選1年目が終わりに近づく中、米紙ニューヨーク・タイムズは25日、大統領の再選後の公務スケジュールを分析した結果を公開し、1期目の時より疲れが目立つと診断した。1946年6月生まれのトランプ氏は現在79歳で、就任時点で米国史上最高齢の大統領だ。

同紙によると、今年これまでにトランプ氏が出席した公式行事は1029件で、1期初年の2017年(1688件)と比べて約39%減少した。公式日程の開始時間も遅くなり、17年は平均午前10時31分だったが、今年は正午を過ぎた12時8分だった。

トランプ氏は通常、午前11時以降にホワイトハウスの執務室に来る。それ以前の時間は、いわゆる「エグゼクティブ・タイム」と呼ばれ、官邸でのテレビ視聴、新聞閲覧、電話などの活動に充てられる。夜型であることでも知られており、1期目でも定例会議や公式報告のない「個人的で非公式な活動」のエグゼクティブ・タイムを積極的に活用した。

一方、海外訪問はむしろ増えている。今年だけですでに8回の外遊を行っており、1期初年の4回より多い。週末は1期目と同様、主にゴルフを楽しむ。再選後の週末や祝日に何をしたかについては多くが非公開だと、同紙は伝えた。

トランプ氏の「高齢リスク」は昨年の大統領選でも指摘された。特に昨年10月には「イラン」を「北朝鮮」と言い間違えるなど失言が続き、健康と認知機能が懸念された。しかしそのたびにトランプ氏は「認知症説」まで浮上したバイデン前大統領と自身を比較し、健康を誇示した。同紙は「トランプ氏は高齢批判を事前に遮断するため、82歳まで在任したバイデン氏との比較を行ったが、現実はそれほど単純ではない」と指摘した。

同紙によれば、再選後の各種行事でトランプ氏が疲れた様子を見せた場面は何度もあった。今月6日には執務室でまぶたが下がり、うとうとしたような姿を見せたこともあった。最近の演説で言葉がもつれるような場面が増えていることも、高齢の表れだと指摘した。以前から話が散漫になる傾向はあったものの、2期目に入りその傾向が一層際立ったという。

さらに再選後、「死後の世界」に関する言及も増えた。14日にはフロリダの私邸「マール・ア・ラーゴ」で「天国」に触れ、「天国」「審判」など死後の世界の話題を持ち出したことも、高齢による影響だと同紙は診断した。ただしトランプ氏本人や周辺関係者は、依然として大統領を鉄の体力を持つ「エナジャイザー・バニー(Energizer Bunny)」だと形容していると付け加えた。


申晋宇 niceshin@donga.com