Go to contents

起亜自動車の華城PBV専用工場が稼働開始 年25万台の生産体制

起亜自動車の華城PBV専用工場が稼働開始 年25万台の生産体制

Posted November. 15, 2025 09:55,   

Updated November. 15, 2025 09:55


現代(ヒョンデ)自動車グループの目的基盤車両(PBV)専用生産ライン「EVO Plant」が14日に稼働を開始した。起亜(キア)は14日、京畿道華城市(キョンギド・ファソンシ)のオートランド華城敷地に総面積30万375平方メートルのPBV生産ライン「EVO Plant」イースト棟の完成式およびウェスト棟の起工式を行った。

EVO Plantとは、進化を意味するエボリューション(Evolution)と工場を意味する「プラント」を合わせた名称で、新たなモビリティ環境を先導するという起亜の目標が反映されている。イースト棟は年間最大10万台のPBVを生産できる。ウェスト棟が予定通り2027年に完成すれば、EVO Plantで生産されるPBVは年間25万台規模になると見込まれる。

総額4兆ウォンが投入されたEVO Plantの生産ラインには、自動化システムが多数導入されている。人の背丈より大きいロボットアームが、車内のシートやダッシュボードなどの重量物を人の助けなく運び、組み立てる。会社側は「人間に優しいスマート技術を適用した自社のスマートファクトリーブランド『E-forest』を通じ、リアルタイムで運用状況と品質を管理できるよう設計されている」と説明した。

炭素排出と有害物質を減らす環境配慮技術も多数適用された。特に車両塗装工程には有害物質を低減する乾式作業方法を導入し、炭素排出量を従来工場比で20%削減できるという。生産ラインには低騒音設備を導入し、作業者のミスを防ぐための誤作業防止指示モニターも設置するなど、作業者が快適な環境で働けるよう配慮した。

EVO Plantはまた、市場環境が急変しても柔軟に生産戦略を修正できるように設計されている。組立工程では従来のコンベアベルト方式と、異なる車種を同時に製造できる「セル(Cell)」方式の両方を活用できるよう建設された。

完成式には鄭義宣(チョン・ウィソン)現代自グループ会長と金民錫(キム・ミンソク)首相をはじめ、政財界の関係者および現代自グループの関係者約200人が出席した。金首相は「電気自動車や自動運転、人工知能(AI)などへの挑戦を準備する自動車産業とともに、未来モビリティの新時代を開く」と述べた。

宋虎聲(ソン・ホソン)起亜社長も、「軽商用車市場の電動化転換を機会と捉え、PBVを中心事業として推進している」とし、「来年から2030年までの間、グローバル市場で生産する起亜の電気自動車451万台のうち58%に当たる263万台を国内で生産し、国家産業競争力の強化にも寄与する」と述べた。


李沅柱 takeoff@donga.com