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マスク氏の業績連動型「1兆ドル報酬案」 テスラ株主総会で可決

マスク氏の業績連動型「1兆ドル報酬案」 テスラ株主総会で可決

Posted November. 08, 2025 07:36,   

Updated November. 08, 2025 07:36


テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO、写真)が今後10年間、経営目標を達成した場合、1兆ドル(約1450兆ウォン)相当の株式を報酬として受け取る案件が、6日(現地時間)に開かれたテスラの株主総会を可決された。マスク氏がこの報酬を受けることになれば、現在約13%のテスラ持ち株比率は25%以上に高まる見通しだ。ブルームバーグ通信などは、例を見ないCEO報酬案であり、米国の年間国防予算に匹敵する金額だと伝えた。

ブルームバーグによると、同日米テキサス州オースティンのテスラ本社で開かれた年次株主総会に参加した株主の75%が、マスク氏への報酬案に賛成した。テスラ取締役会が設計したこの報酬案は、マスク氏が定められた経営目標を達成した場合、テスラの普通株全体の約12%に当たる4億2300万株余りを、2035年までに12段階に分けて支給する内容となっている。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、「マスク氏報酬案に対する採決は、会社のリーダーであるマスク氏本人はもちろん、テスラの今後の中心事業を(電気自動車から)ヒューマノイドロボットと人工知能(AI)へ移そうとする彼のビジョンに対するレファレンダム(信任投票)の性格もある」と診断した。マスク氏が報酬を受け取るには、現在約1兆5000億ドル規模のテスラの時価総額を、6倍の8兆5000億ドルの水準にまで引き上げなければならない。また、テスラ車両2000万台販売、自動運転ソフトウェア購読1000万件、ヒューマノイドロボット100万台販売、ロボタクシー(自動運転タクシー)100万台商業運行などの目標を達成しなければならない。

報酬案への賛否投票には、マスク氏本人も参加した。また、報酬案の承認が伝えられると、マスク氏氏はテスラのヒューマノイドロボット「オプティマス」とともにステージで踊りながら喜びを表した。

しかし報酬案への反対意見も出た。特にテスラ株の約1.2%を保有し、上位10大株主に属するノルウェー政府系ファンドが、公開的に反対の意を表明した。


キム・ユンジン記者 kyj@donga.com