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故李健熙会長の寄贈品を収めた「みんなの庭」、大邱博物館が一般公開

故李健熙会長の寄贈品を収めた「みんなの庭」、大邱博物館が一般公開

Posted November. 06, 2025 09:15,   

Updated November. 06, 2025 09:15


故李健熙(イ・ゴンヒ)三星(サムスン)前会長が寄贈した石造文化遺産257点を展示する屋外散策路「みんなの庭」が5日、大邱市寿城区(テグシ・スソング)にある国立大邱博物館で公開された。

同博物館は同日「みんなの庭」を一般公開し、「李健熙会長と遺族が寄贈した石造物を、博物館裏手の散策路に沿って整備した」と説明した。

博物館は、寄贈品257点のうち約90点を昨年末に先行展示しており、今回残りの石造物もすべて公開された。「李健熙コレクション」計2万3000点余りのうち、石造文化遺産は837点で、主に国立大邱博物館と国立清州(チョンジュ)博物館が所蔵している。

「みんなの庭」は、「ヘダム道」「ウォルダム道」「ビョルダム道」の3つの散策路で構成されている。このうち「ヘダム道」を歩くと、1696年に高さ3.5メートルで建立された「孝子李宗馨(イ・ジョンヒョン)旌閭門」に出会うことができる。旌閭門とは、親孝行な子や貞節を守った女性、忠臣などをたたえるために建てられた建物や門を指す。学芸研究士のハン・ギルジュン氏は、「李宗馨は朝鮮(チョソン)時代に全国的に知られた孝行者であり、その孝の精神が息子にも受け継がれ、孝子門が建てられた」と説明した。

大邱博物館が整備した庭には、李健熙氏が寄贈した石造文化財のうち、すべての石塔(6基)が一堂に集められており、象徴的な意味も大きい。高麗(コリョ)時代に製作された高さ5.8メートルの五重石塔をはじめ、朝鮮時代の五重石塔(高さ1.75メートル)などが展示されている。

個性的な姿をした石人像も目を引く。四角い顔に厚い鼻と大きな耳が際立つ像から、目が飛び出したような素朴な像まで多彩だ。博物館側は、「石人像の位置や向き、高さを変えて配置し、観覧者がさまざまな表情や形を楽しめるようにした」と説明した。石造文化遺産の周囲には、韓国原産の花や木を植え、韓国的な美しさをより際立たせている。

また、博物館では「みんなの庭」と連動した子ども向け展示も開催している。来年10月まで行われる体験型展示「カラフル童子像」では、子どもたちが童子石像の複製4点や木造童子像4点などを実際に見て触れながら、新たな意味を見いだせるように構成されている。さらに来年3月まで開かれる「第25回子ども絵画まつり入賞作品の特別展」では、子どもたちが石造文化遺産を題材に描いた作品を展示している。


イ・ジユン記者 leemail@donga.com