
今年1〜9月の韓国語能力試験(TOPIK)受験者が50万人を超えた。政府は増加する需要に合わせ、国内試験会場と海外実施国の拡大を進める。
教育部は10日、「2026年TOPIK実施計画」を発表。韓流ブームの追い風で、受験者数は2021年33万人、2022年36万人、2023年42万人、昨年49万人、今年1〜9月で55万3237人と増え続けている。TOPIKは1997年に始まり、今年5月に通算100回を迎えた。試験結果は外国人留学生の大学入学・卒業、企業採用、在留資格審査などに活用されている。
教育部は国内外の需要増に対応し、IBT方式(インターネット試験)を今年の13カ国から、来年はネパール、ラオス、バーレーン、インドの4カ国を加えて17カ国に拡大する予定だ。
来年は読解・聴解・作文(TOPIKⅠ・Ⅱ)を筆記(PBT)6回、IBT6回の計12回実施し、口述試験もIBT方式で3回行う。教育部は「受験者が試験会場でAI翻訳・作文機能付き機器を所持・使用した場合、試験停止・無効処分とし、2年間の受験資格を停止する方針だ」と明らかにした。
キム・ミンジ記者 minji@donga.com






