
トランプ米大統領は14日、「左派の過激派こそが問題だ」と述べ、進歩陣営の主要人物を対象に大規模な捜査を進めていることを明らかにした。4日前、自身の熱烈な支持者で保守系の青年団体「ターニングポイントUSA」の創設者兼代表チャーリー・カーク氏が殺害された事件をめぐり、トランプ氏は一貫して「進歩陣営に責任がある」との主張を展開している。
米政治メディア「ザ・ヒル」によると、トランプ氏は同日、記者団に対しカーク氏の死について語りながら「扇動家や米国を貶めるクズどもはすべて左派だ。星条旗を燃やす連中もいる。右派には(こうした)問題はない」と主張した。
さらに「伝統的に左派と呼ばれる人々の捜査はすでに進行中だ」と述べ、詳細を近く発表すると予告。カーク氏の死を祝った外国人については「名前を入手した」として、ビザ取り消しを検討していると語った。
また、21日にアリゾナ州グレンデールのステートファーム・スタジアムで行われるカーク氏の追悼式に出席する意向も明らかにした。バンス副大統領やルビオ国務長官など、トランプ政権の主要閣僚も参列する予定だ。この会場は、米プロフットボールリーグ(NFL)の「アリゾナ・カーディナルズ」の本拠地で、2023年のNFL決勝「スーパーボウル」の会場でもあり、最大6万人収容できる。
生前カーク氏と親交が深かったバンス氏は、ユタ州オレムで殺害されたカーク氏の遺体を自らアリゾナ州の自宅まで運んだ。15日にはカーク氏が生前に配信していたポッドキャストに特別司会者として出演する予定だ。
カーク氏を殺害したタイラー・ロビンソン容疑者の捜査も加速している。ユタ州のコックス知事は14日、米NBCニュースのインタビューで、容疑者が保守的な家庭で育ちながらも「左派思想を持つようになった」と述べ、トランプ氏と同様の認識を示した。
さらに、容疑者がインターネット文化を通じて過激化したと指摘し、ソーシャルメディアを「がん細胞」に例えた。周囲の人々の証言によると、容疑者は2022年に大学を休学して帰郷し、ゲームやネットコミュニティに深く没頭していたという。
また、コックス氏は、容疑者が男性から女性に性転換したトランスジェンダーのパートナーと一緒に暮らしていたという報道を事実と認めた。一部で取り沙汰されている「容疑者が性的少数者への批判を繰り返していたカーク氏に恨みを抱き犯行に及んだ」との推測については、「捜査への協力を拒んでおり、動機の特定は難航している」と説明した。ユタ州は16日、ロビンソン容疑者を殺人などの罪で起訴する方針だ。
イ・ジユン記者 asap@donga.com






