
海上捜索任務に出ていた海兵隊の兵長が、頭部に銃創を負って死亡した。軍の捜査当局と警察は、兵長が自ら命を絶った可能性に重きを置きつつ、誤射事故の可能性も排除せずに捜査を進めている。
14日、海兵隊によると、13日午前、仁川甕津郡(オンジングン)の大青島(テチョンド)の部隊でA兵長が死亡した状態で見つかった。部隊の幹部が、額に銃創を負い軍用トラック運転席に倒れていたA兵長を発見して通報、直ちに応急処置などを行ったが、同日午前9時1分に死亡が確認された。
A兵長に対する解剖が行われた結果、A兵長は自分の小銃から発射された実弾により死亡したとされる。当初は誤射による事故死との見方もあったが、個人的な問題から身を悲観して自ら命を絶った可能性が高いとされている。
死亡原因が暫定的に判明したことを受け、海兵隊は遺族の同意を得て、15日に葬儀を執り行う予定だ。ただ、誤射の可能性を完全には否定できないため、正確な事故原因の調査は葬儀後も継続する方針だ。
A兵長の件に加え、最近、軍では自ら命を絶ったと結論づけられたり、その疑いがある事件が相次いでおり、対応策の整備が急務だとの指摘が出ている。2日には慶尚北道永川(キョンサンブクト・ヨンチョン)の陸軍3士官学校で教官を務めていたB大尉が、また先月23日には陸軍のB下士がそれぞれ銃で命を絶った。公表されていない類似事件も多数あると軍関係者は伝えている。
安圭佰(アン・ギュベク)国防長官は5日、軍紀綱確立のための主要指揮官会議を主宰し、「分野別のきめ細かな自殺防止策など制度的対策を積極的に実施し、事故予防に全力を尽くす」と強調した。
孫孝珠 hjson@donga.com






