
7日(現地時間)、トランプ米大統領が39%の高関税を課したスイスの高級時計ブランド「ロレックス」のVIPボックスから全米オープンのテニス試合を観戦した。トランプ氏が同大会を観戦するのは10年ぶりで、ロレックスのジャン・フレデリック・デュール最高経営責任者(CEO)も同行した。
この日トランプ氏は、ニューヨーク・クイーンズ区にあるアーサー・アッシュ・スタジアムを訪れ、男子シングルス決勝で世界ランキング1位のヤニック・シナー(イタリア)とカルロス・アルカラス(スペイン)の対戦を見守った。トランプ氏は大会の主要スポンサーであるロレックスのVIPボックスから試合を観戦した。長女の夫であるジャレッド・クシュナー氏、スコット・ベセント米財務長官、パム・ボンディ司法長官、スティーブ・ウィトコフ中東特使、スージー・ワイルズ大統領首席補佐官、キャロライン・レビット大統領報道官も同席した。
大会主催側は、試合を中継するスポーツ専門局ESPNに対し、試合中にトランプ氏への観客の反応を放送しないよう要請したという。ただ、スポーツメディア「ジ・アトランティック」は、「トランプ氏が観客に手を振った際、スタンドから湧き上がったブーイングと歓声が無音処理された」と報じた。
トランプ氏の来場に伴い警備が強化され、試合開始は予定より48分遅れた。米シークレットサービスが入場待機列に金属探知機を設置し、バッグを厳重に検査したためで、ニューヨーク・タイムズは、試合開始後もスタジアム内に入れない観客が多数いたと伝えた。
トランプ氏は過去、全米オープンにたびたび足を運ぶ熱心なテニスファンで、20年近くVIPボックス席を所有していた。しかし、2015年のビーナスとセリーナ・ウィリアムズ姉妹の準決勝を最後に、この10年間は大会に姿を見せていなかった。観客からの激しいブーイングがきっかけで足が遠のいたとの見方が出ている。
ソ・ギョンワン記者 asap@donga.com






